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ナルワンアワー(金曜日) - 2020-07-03日本の卵かけご飯、台湾でなぜ流行らないの

  • 03 July, 2020

 リスナーの皆様は、TKGという言葉をお聞きになったことはおありですか。情報機関でも、国際組織でもなんでもありません。これは日本語の「卵かけご飯」の頭文字をとった略称で、インターネット上の情報によりますと、2007年に日本で卵かけご飯の様々な食べ方を紹介した本がこの略称を使い、次第にネット上で使われるようになったそうです。アツアツごはんに、新鮮な卵をかけ、醤油をたらし、場合によっては薬味などをいれて混ぜて食べる、至ってシンプルな「卵かけご飯」、確かに美味しいですよね。本日は、このTKG、卵かけご飯に関する台湾のネットユーザーの反応についてご紹介したいと思います。

 台湾では、白ごはんに生卵をかけて食べる習慣は一般的にありません。有名どころでは、台湾にも進出している日本の牛丼チェーン「すき家」の朝食メニューにある位でしょうか。

 ただ、日本のドラマや映画、アニメ、漫画の人気が高い台湾。物語の中で登場人物が、美味しそうに食べる姿をみて、どうして日本人はそこまで卵かけご飯が好きなんだろう、果たして台湾の卵でも同じような食べ方ができるのだろうかと疑問をもつ人は少なくありません。この度、台湾の人気掲示板で、あるネットユーザーが「本当にそんなに美味しいのだろうか」と疑問をぶつけたところ、実際に食べたことがある人達から多くの返答が寄せられ、議論が白熱しました。盛り上がるほど、食べたことがある人がいるということがまず驚きですよね。

 この投稿者の疑問に対して、「本当に美味しい。自分はとっても好きだ」、「日本の生卵は生臭さがない。ご飯に混ぜて食べると最高だ」など肯定的な見方を示した人がたくさんいた一方、「全く味がしない」、「ご飯茶碗の中身がベタベタになるだけだ」、「気持ち悪い、生卵をただご飯に混ぜ醤油を垂らしただけに過ぎない」と、美味しいと思わなかった人の反応もありました。

 中には「まず、ごはんに醤油を垂らしてから、たまご、納豆、やまいも、そしてオクラをイレて、かき混ぜたら、4杯、5杯、イケること間違いなし」と、通な食べ方を紹介する人までいました。こうした、いわゆるヌルヌル、ネバネバ系の食べ物は、日本人の好き好きありますから、この人はすごいですね。

 さらに、卵をそのまま食べることと、生で食べられる卵では、その意味合いが全く別だという指摘もありました。このネットユーザーは、「日本の卵には賞味期限が書いてあり、生で食べられる期限がきまっている。台湾にも値段の高い卵は売っているが、多くの台湾の人々は一般的な価格の卵を買う。こうした卵は生で食べるのには適さない」と指摘、日本の卵の品質をもって、はじめて卵かけご飯はできると記しました。

 なお、専門家も、台湾で市販されている卵は、基本的に加熱して食べることを推奨しています。果たして台湾でTKGブームは来るのでしょうか。その場合には、生で食べられる品質の卵の生産も、増えていくかもしれませんね。

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