先週のこのコーナーでは、台湾産のフルーツ「インドナツメ」が、日本市場で人気上昇という話題をお送りしましたが、今週も、日本で台湾産フルーツの話題、ご紹介するのはパイナップルです。台湾産の果物の中では、バナナ、マンゴー、ライチなどと並んで有名ですよね。この台湾産パイナップルが、この度、日本の大手スーパーマーケットチェーンで販売されることになったんです。
新型コロナウイルスが世界的に流行をしている中、台湾では爆発的な拡大は抑え込んでいるものの、その影響は各産業に及んでいます。こうした中、台湾を代表する農業県、最南端の屏東県では、県産の農産品について国内はもちろん、海外市場へ向けても、積極的な販売拡大を狙っています。
屏東県政府は一年あまり前から、日本の大手スーパーマーケットチェーン「西友」と、県産のパイナップルの販売について話し合いを行ってきましたが、この4月、西友から、最初の注文として600トンのオーダーが入り、14日、最初のコンテナが日本に向けて出発しました。
屏東県政府によりますと、今回日本向けに出荷されるパイナップルの品種は「金鑽」、ゴールドの金、金偏に賛成反対の賛成のさんと書きます。台湾では代表的な品種で、ジューシーで甘みたっぷり、風味、香りともよく、海外向けのトップ品種といえます。そして、このパイナップルが、西友の300店舗あまりでゴールデンウイークの前から販売されるそうです。屏東県政府では、初回コンテナでの販売により、今後さらに多くのオーダーを呼び込むことにつながることを期待している、ということです。
屏東県政府農業処によりますと、屏東県産のパイナップルはこれまで、日本市場において、現地の卸売市場を通じて、各地で販売するという形をとっていましたが、今回は初めて、大手スーパーマーケットである西友へ直に卸す形になったということです。これも屏東県産のパイナップルの、栽培から収穫、鮮度維持、選別、包装からコンテナ積み込み、出荷に至るまで一つ一つのこだわり、そして、その質の高さが、西友側から評価を受けたことによる結果だといいます。
屏東県政府農業処の黄国栄・処長は、過去、日本では東南アジア諸国からの輸入パイナップルが多かったが、屏東産のパイナップルの品質は、これらの東南アジア産を上回っているとして、価格は東南アジア産に比べ割高だが、その質の高さで、日本市場で一定の地位を築くことができる、と胸を貼りました。
台湾産のパイナップル、本当にびっくりするくらい甘くてジューシーなんです。筋張って酸っぱいイメージをもっている方は、騙されたと思って購入されてみてください。また、中華民国台湾最大の方言、台湾語では「オンライ」といって、運を呼ぶ縁起のいいフルーツですので、そうした面からもおすすめですよ。
Rti 台湾国際放送
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