History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

ナルワンアワー(金曜日) - 2020-04-17台湾産「インドナツメ」の日本向け輸出

  • 17 April, 2020

リスナーの皆様は、「インドナツメ」という名前のフルーツをお聞きになったことはおありですか。台湾では「蜜棗」、はちみつの蜜に、棗と書き「蜜棗」と呼ばれるこの「インドナツメ」は、青りんごのような色合いをしていますが、大きさは青りんごよりも蓋周り小さな手のひらサイズ、中に大きな種がありますが、水で洗うだけでかじってそのまま食べられる手軽さ、そしてなんといってもその香りの良さ、梨のようなジューシーさと、上品な甘さで、台湾では高い人気を誇ります。台湾では1月から4月にかけてが生産シーズンです。

実はこの「インドナツメ」、近年、日本にも「台湾ナツメ」という名前で輸出されており、今年過去最高の10トンに達したんです。そして、この10トンのうち、実に3分の2以上の7トンを占めるのが、南部・台南市の生産者、謝明樹さん「インドナツメ」なんです。

かつて造船会社に努めていたものの、Uターンし、故郷の台南に戻り、果物の生産を始めた謝さんは、インドナツメとドラゴンフルーツ、マンゴーの栽培をしています。特にインドナツメの栽培については、巻き上げ式のネットハウス用のモーターを開発、これにより、ナツメの成長、成熟を遅らせることで、果実を一回り大きくさせることに成功させたほか、春の雨の影響で、表面が割れたり、品質が落ちる課題も解決、4月末まで生産期間を伸ばし、収益も50%UPさせました。これらの貢献により、2018年、謝さんは10人の優れた農業生産者に送られる、「神農」賞を受賞しました。「神農」は神様の農業と書きます。

謝さんの高品質の「インドナツメ」は2018年、日本の輸入解禁のタイミングで、台湾を代表して初めて500キロ出荷され、日本市場で注目を浴びると、昨年は日本の食の博覧会、フーデックスジャパンに出展、バイヤーから高い評価を受け、通称「台湾なつめ」は今年さらに輸出量を伸ばしました。

現在、謝さんの「インドナツメ」の農園は、現在25ヘクタールに及び、台湾でも各地のスーパーで買い求めることができるほか、海外では日本のほか、中国大陸、香港、カナダ、シンガポールにも輸出されています。

要求が高い日本市場に出荷するためには様々なプロセスがあり、輸出前には1.2度の冷蔵室で14日保管し、検疫をパスしてからようやく輸出ができる上、空港でもサンプル検査が行われるということ、謝さんは海外への輸出するためには少しも手を抜けないと語ります。謝さんはその上で、台湾の「インドナツメ」は非常に質がいいと胸をはり、政府は日本を含め海外の市場で、台湾の果物の美味しさをより多くの人に知ってもらえるよう、PRを強化してほしいと希望しました。

一箱だと16個入りでおよそ7500円と少し値段は張りますが、爽やかな甘さは日本の皆様にも絶対に気に入っていただけるはず、残念ながら今年の生産シーズンはまもなく終わってしまいますが、来年是非、日本で、台湾で味わって頂きたいと思います。 

Program Host

関連のメッセージ