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ナルワンアワー(金曜日) - 2020-02-21 タピオカミルクティーに次いで日本を席巻する台湾のグルメは?

  • 21 February, 2020
ナルワンアワー(金曜日)
日本で大ブームとなったタピオカミルクティー(写真:六角国際公司提供、CNA)

近年、両国の友好ムードの高まりもあり、日本で本格的な台湾のグルメを味わえる機会がぐっと増えました。昨年、日本で大ブームとなったタピオカミルクティーも台湾生まれのドリンクです。街にあふれるドリンクスタンドは、台湾発祥ではない店も目立ちましたが、美味しいタピオカミルクティーを飲みたい、という方は、やはり台湾の有名店で本場の味を楽しまれたようです。

季節が秋から冬、そして2020年に入り、タピオカミルクティーブームも一段落したといった感がありますが、現在、日本でタピオカミルクティーに続く、注目、台湾グルメと目されている食べ物があるんです。それは「シエンドウチャン」です。「シエンドウチャン」は、しょっぱいを意味する、石鹸のけんのけんの字の左側に、感情のかんの字の上半分を組み合わせたじ、大豆の豆、豆、そして将軍のしょうの字の下に水と書きます。音読みしますと、カントウショウですが、日本でも「シエントウジャン」、「シエンドウジャン」という標準中国語読みベースで読まれているようですので、この読み方でご紹介したいと思います。

この「シエンドウジャン」、どのようなものかといいますと、おぼろ豆腐もしくは茶碗蒸しのような食感の、温かい豆乳で、台湾の朝食メニューの一つです。具としては、ヨウティオと呼ばれる、甘くない揚げパン、干しエビ、刻みネギが入っており、お酢が入っていることもあります。こうした「シエンドウジャン」と、シャオビン、焼いた餅と呼ばれる中華スタイルのパンや、「蛋餅」、蛋白質のたん、お餅の「餅」と書き、小麦粉の粉を水に溶いたものを熱し、溶き卵と合わせたクレープのような生地に、様々な具を挟んで、一口大にカットして食べる「蛋餅」などと一緒に食べます。もともとは、戦後、国民政府と一緒に台湾にやってきた外省人と呼ばれる人々の定番朝食メニューでしたが、台北市内や南部・高雄市内の有名朝食屋さんが日本の観光客にもおなじみとなり、知名度がアップしました。

さらに、日本の東京で、トウフア、豆花と書く、豆腐スイーツ、トウフアの店、「東京豆花(まめはな)工房」が、シエントウジャンなど台湾の朝食メニューを扱う「トウキョウトウジャンセイカツ」を五反田にオープンしました。この「トウキョウトウジャンセイカツ」を日本のバラエティー番組が紹介したことが、台湾でも話題になっているんです。

実はこのシエントウジャン、私も含め、日本人には概ね好評なのですが、台湾の人々にとっては、評価が真っ二つに分かれる商品なんです。特にその見た目、食感が受け付けないという人、しょっぱい味付けはいただけない、豆腐を使ったならば、トウフアのようにふわふわで甘くなければいけない、という考えの人も一定数いるんですね。これは非常に面白い現象ですね。

なかなか旅行はしずらい今日このごろ、台湾の味を楽しみたい方は、東京・五反田の「トウキョウトウジャンセイカツ」で、シエントウジャンを味わってみてはいかがでしょうか。

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