様々な分野の交流が行われている中華民国台湾と日本。近年、特に双方の鉄道関係の交流、姉妹鉄道、姉妹駅締結の動きが活発となっています。このたび、2016年10月に姉妹駅協定を締結した台湾北部・新竹県、台湾の在来線、台湾鉄道のローカル支線の内湾線の合興(ごうこう)駅と、北海道の旧国鉄広尾線の幸福駅との縁がもとになり、双方の中学生による交流活動が行われました。合興駅は合図などの合う、興奮のこうと書きます。幸福駅は1970年代、「愛の国から幸福へ」ブームが起き、「愛国駅から幸福駅」のきっぷが爆発的に売れたのでおなじみですよね。
なぜこの2つの駅が姉妹駅になったかといいますと、合興(ごうこう)駅が別名「愛情駅」と呼ばれているからなんです。1960年当時、高校3年生で合興(ごうこう)駅から内湾線に乗って新竹市内の高校に通っていた曽春兆さんは、車内で乗り合わせる当時高校1年生だった女子高生、彭智恵さんに一目惚れしました。ある日、試験勉強で寝坊をした曽さん、合興(ごうこう)駅についたとき、列車は既に出発していました。試験に遅れることもできない、ましてや途中駅から乗ってくる彭さんを失望させるわけもいけないと考えた曽さんは、何と隣駅まで2キロあまりの路を全力ダッシュし、この列車に追いついたのです。そして2人はその後、交際を始め、夫婦となったのでした。その後、廃駅の危機にひんした合興(ごうこう)駅を、曽さん夫婦が管理することを申し出たことがきっかけで生き残り、現在は企業により運営されています。そして、こうしたストーリーから、合興(ごうこう)駅は「愛情」駅と呼ばれるようになりました。
「愛情」と「幸福」美しい名前がきっかけで姉妹駅となった双方はこの2年あまり交流を重ねてきましたが、この23日24日と、新竹県の横山中学校で、新竹エリアの5校の中学の生徒と、北海道十勝地方の中学生たちによる卓球の交流戦が行われました。
開幕セレモニーでは、横山中学の生徒が、太鼓のパフォーマンスのほか、このエリアに多い台湾第2のエスニックグループ、客家の人々の音楽、及びドラえもんのテーマソングをハーモニカで演奏し歓迎、新竹県政府の陳季媛・秘書長、横山郷の張志弘・郷長と日本の十勝日台親善協会の中村浩和・副会長、そして双方の選手たちが記念品を交換しました。
Rti 台湾国際放送
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