台湾で国民的スナック菓子といわれる 乖乖。日本の東鳩のキャラメルコーン、そして明治のカールのような、サクッとした軽い食感のスナック菓子でして、様々な種類の味があります。 乖乖は、よい子、いうことをきく、おとなしいという意味でして、販売開始となった1968年当時、まだ台湾で子供向けのお菓子がまだなかったことから、このお菓子を食べてよい子になろうね、よい子でいてね、という意味をこめ、子供向けのお菓子として誕生しました。 乖乖という青い帽子をかぶり、前歯が2本のマスコットキャラクターも作られ、 乖乖のシンボルとなりました。この長い歴史をもつこの 乖乖というお菓子が、近年、再び脚光を浴び、大人たちも魅了するようになりました。会社のお参りのお供え品として、そしていまやどの職場にもあるパソコンや電子機器の周辺に置くお守りとして使われるようになったのです。食べておいしいという嗜好品だけの意味あいではなくなってきたのですね。
このお菓子の 乖乖は、「よいこ、言うことをきく、おとなしい」という意味から、このお菓子を機械のそばに置いたことで、トラブルが起きることもなく、システムがスムーズに動いた、問題が解決したというエピソードなどが2010年頃から話題となり、じわじわと広まっていったんです。近年台湾では、企業や官公庁、学校のパソコンや機械設備、そして病院内の医療機器から、デパートやお店のレジ、さらには駐車場の精算機などまで、ありとあらゆる機械設備にこの 乖乖をお守りように置くということがあるんです。
嘘みたいな話ですが、調子が悪かった機械が 乖乖を置いたことでスムーズに動くようになったというような具体的なエピソードの数々が広まっていったんですね。このことから 乖乖は台湾ではお守りのような存在として定着しているんです。
スナック菓子をこのようにお守りとして機械の近くに置くということは、これは台湾の独特の文化、 乖乖文化だということで、日本やイギリスのメディアでもとりあげられ、今話題となっているTSMCをはじめとする半導体メーカーも頼りにする、パソコンの神様、コンピュータの守護神だと紹介されるほど、広まっているんです。また民間企業だけではなく、台湾の初の国産人工衛星、フォルモサット5号(福爾摩沙5号=福衛5号)が2017年に打ち上げられた際にも、打ち上げ成功を祈願して特別バージョンの 乖乖がつくらたほか、昨年2024年には国軍の定例軍事演習「漢光40号演習」のために限定の 乖乖もつくられるなど、台湾のあらゆる事業の成功のためには、乖乖は一役買っているのです。
子供向けの定番スナック菓子の 乖乖はどのように誕生したのか、そして一時は売上が伸びず、赤字続きだった 乖乖が、どのようにして大人も魅了するお菓子として変貌し、官公庁、世界のTMSCなどまでもが注目し、共同開発するまでのお菓子となったのか。
またキャラクターの青い帽子と赤い服の由来はどこからきたのか。本日のタイムトリップでは台湾で国民的お菓子といわれるスナック菓子、 乖乖を製造、販売する会社、 乖乖ついて振り返りたいと思います。
Rti 台湾国際放送
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