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ナルワンアワー(月曜日) - 2025-01-27-台湾で起こった、ある感動的なお話について

  • 27 January, 2025

台湾と日本といえば、互いにとても友好的で良い関係を保っていますよね。

とは言っても、今から53年前の1972年に日本が中華民国との国交を断絶してから現在に至るまで正式な外交関係はありません。ただ、民間レベルでの積極的な交流を継続させることで、現在の関係を築いているのです。

そんな、深いつながりを保ち続けるのに大きな力となっている「民間交流」について、先日こんなことが起こり、台湾のメディアの中で紹介されていました。

新年の幕開けである今月はじめ、ある日本人カップルが正月休みを利用して台湾を訪れる中、北部から南部を旅する長めの旅行を計画。 

1月5日に中部・台中市へ行き、商店街を見て回っている際、財布をなくしてしまいます。財布には旅費や銀行のカードなどが入っており、すぐさま通行人に助けを求め、近くの交番に案内してもらいました。携帯電話の翻訳ソフトを通して状況を把握した警察官は、パニックになっていた二人に熱いお茶を入れたほか、なくしたと予測される場所、時間、また財布の特徴など聞き出していた情報を、交番内の警官が所属するLINEのグループに掲載し、同僚の協力を仰ぎました。すると偶然にも、一人の警察官が、少し前にある親切な店員が財布を拾って交番に持ってきたことを思い出します。その財布とカップルがなくしたと話す財布の特徴は一致したため、すぐに返還されました。

二人は感激のあまり、何度も「すごい!(中国語で「斯勾以」)」と連呼した他、翌日再び交番へ赴きお礼の品を警察官たちに贈呈。紙袋には手書きの中国語で、「皆さんの善意にとても感動した。見つけてくださりありがとう」という言葉とともに、「台湾の警察も人々も本当に素晴らしい!台湾の沢山の素晴らしさを友人や家族に伝えていく。また、警察全員の健康を祈ります。」と添えられていました。この話を聞くと二人の感激の気持ちが私たちにも伝わってきますね。この中国語は、翻訳ソフトを使って調べられたそうです。

この二人は、「異国の地でこんなにも早く財布が見つかるとは思っていなかった。台湾の警察のプロ意識、効率の良さ、熱意にとても驚いた」と話しています。

お礼の品を届けた際、警察官と共に写真を撮り、台湾と日本の間の忘れられない友好的な出来事となりました。

また、台湾と日本の交流ではありませんが、今回の件とは別に、台湾ではこんな感動的な事もありました。

昨年12月、中部・雲林県のとある小学校の児童6人と教師が校外学習のため台北市を訪れた際、夜に市内の鉄板焼き専門店で夕食をとりました。その際、隣の席で、ある地元の人と思しきカップルが食事をとっていたのですが、その二人が会計する際に7人の夕食代も支払ったというのです。このことは二人の意向で、二人が帰った後児童たちに伝えられ、7人は驚きとともに喜びの声を上げました。

学校行事の一環として来ており払える食事代に限りがあったため、教師は店主に「一人分を何人かで分けて食べる事は可能か?」と尋ねていました。その会話を聞いていたカップルは「遠くの地域から児童を連れて来た教師の苦労と、また、美味しそうに食べていた児童たちの愛らしさ」を感じたのだと店主に対し話したそうで、直接お礼を言えなかった7人は店からもらった付箋に感謝の言葉を書き、今度二人が店に来た際に渡してほしいと店主に託しました。

ある児童は、「台北は南部より人情味が少ないと言われる事もあるけど、今回の出来事で台北の人に対する見方が変わった」と話しています。

*私からの一言

話す言葉は違えど、この様な台湾の人たちの親切で暖かい心というのは、私たちにも十分伝わりますね。

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