本日のタイムトリップでは、北部・台北市の台北駅の近くに進学塾や予備校が多く存在し、かつて学生であふれれていた補習街について振り返りたいと思います。
本日1月18日、そして明日19日は、日本では大学入学共通テストの日ですね。受験生はこの日のために頑張ってこられたと思います。寒いこの季節の試験、天気や風邪など体調管理など、気を付けなければならないことがおおい時期ですが、これまでの積み重ねが発揮できるとよいですね。台湾でも、同じく本日から来週の月曜日、1月20日までが大学入試の試験、學科能力測驗、略して学測といわれる試験が行われます。台湾では三日間にかけて試験がおこなわれるということです。
勉強をするにあたり、学校の授業でわからないところ、または進学を目指して学力を向上させる、塾や予備校がありますが、日本では、小学生、中学生よりも高校生が通う割合が多いということです、一方台湾はといいますと、近年は、中学生が最も多く、また小学生から高校生まで全体的に、日本よりも塾にかよう子供が多いといわれています。少子化を迎えていても、台湾の塾の数はコンビニエンスストアよりもおよそ4000校多い1万7千から1万8千校あるということなんです。これは主に小学校、中学校向けの塾が増加しているということです。
台湾では、塾のことを補習班といいます。北部・台北では、台北駅の近くに多くの塾や予備校が誕生し、補習街とよばれるようになった街があります。現在は昔に比べ少なくなったのですが、1970年代から続々と塾や予備校が登場しました。台北駅周辺に来られたことがある方は、色鮮やかな塾の看板が並んだ通りを目にしたことがあるかもしれません。私がはじめて台湾を訪れた1999年、台湾の人に、台北駅の近くにあります百貨店、新光三越やCDショップ、文房具店などを案内してもらったのですが、その時にここは塾街で予備校や英会話スクールなどがとっても多いと教えてもらい、知りました。通りをあるいたのですが、人の名前が各学校の入口付近ににずらっと貼られていまして、それは大学や公務員などの資格試験に合格した人の名前であるというのを知り、受験戦争ではないですが、学校ごとの競争も激しいのだと感じたことを覚えています。
1980年代から1990年代、塾や予備校に通う人でにぎわった台北駅近くの塾街ですが、実は最も多かったのは、中学生や高校生ではなく、高校を既に卒業した浪人生だったといいます。浪人生のなかには、中部や南部からもこの台北駅にある塾に通う人が少なくなく、こうしたことから、宿泊できる施設も多く誕生したそうです。そして、その後は英会話スクールや外国語学校、また公務員などの資格試験対策の学校も多く登場していきました。
そしてこの補習街は、勉強に頑張る人を支えるグルメが誕生していきました。休み時間の合間に、また授業の前に、簡単に食べれて、しかも安くておいしいグルメは、学生が少なくなった今でもまだ健在しているお店もあります。
本日のタイムトリップでは、台北市の台北駅近くにあり、およそ40年前には非常ににぎわいをみせた塾街の補習街について振り返りたいと思います。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 