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ナルワンアワー(金曜日) - 2025-01-17 - 鹿野忠雄に魅せられた作家、劉克襄氏

  • 17 January, 2025
ナルワンアワー(金曜日)
27歳のころ鹿野忠雄について知り、その実績はもとより、その人物に深い興味をもった劉克襄氏は、数十年に渡って鹿野の研究、足跡について調査してきた。そして2019年から鹿野に関する著作の執筆をスタート、そしておよそ5年の月日をかけ30万字に及ぶ著作『流火-鹿野忠雄的臺灣養成』を完成させた。同書は昨年12月に出版された。(写真:CNA)

リスナーの皆様は鹿野忠雄という人物の名前をお聞きになったことはおありですか。鹿野忠雄は、明治39年(1906年)に東京で生まれた博物学者です。その活躍は多岐に渡り、昆虫学者、文化人類学者、探検家としても知られます。第二次世界大戦終戦直前の1945年、日本軍の命を受け調査に向かった現在のマレーシア、北ボルネオで行方不明となり、その消息は現在も不明のままです。

昆虫に魅せられ日本全国を飛び回っていた鹿野は、19歳にして当時日本の統治下にあった台湾に渡り台北高等学校に進学、在学中から台湾全域をめぐりました。そして、昆虫、植物、地質、地理学、民俗学、台湾原住民族など幅広い研究を行い、その業績は今も高く評価されています。1992年には「鹿野忠雄: 台湾に魅せられたナチュラリスト」という伝記が出版されたほか、2002年には、中央公論社から1941年に出版された著書『山と雲と蕃人と』が復刊されました。

そして、この鹿野忠雄に魅せられた作家が台湾にいます。それが詩人、作家で本人のナチュラリストである劉克襄氏です。本日はこの劉克襄氏が鹿野忠雄について記した新作について、そして、公共テレビのドキュメンタリーについてご紹介いたしましょう。

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