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(月)こんにちは、台湾 - 2024-12-16

  • 16 December, 2024
(月)こんにちは、台湾
「台北円山大飯店」ができる以前には、台湾神社があった。1919年に台湾神社に奉納された「竜のオブジェが鎮座する噴水」が11月に復元され、ホテルの外に置かれた。(写真:CNA)

「台湾の歴史」に関する話題

私たち台湾国際放送に務める者にとって身近なある建物の歴史に関する話題をお届け!

*なんの建物?

局のすぐお隣には赤い色をして高くそびえ立つ老舗ホテル「台北円山大飯店」(英語名:ザ グランドホテル台北)があります。そのお話。

  • 1919年に日本人商人によって神社に奉納された「竜のオブジェが鎮座する噴水」が先月復元され、台湾神社時代の様子が蘇った。

*台北円山大飯店がどうした?

  • 台北円山大飯店は1952年に中華民国台湾の初代総統、蒋介石の配偶者である宋美齡氏が建てた台湾で初めての5つ星ホテル。

  • ホテルができる前は「台湾神社」があった場所。

  • 「台湾神社」は日本統治時代の1901年に建てられた。

*円山大飯店ができる前にあった台湾神社とは?

  • 当時、台湾の総鎮守(そうちんじゅ)、つまり「台湾全体を安らかに守るために建てられた神社」として建てられ、台湾で最も重要な神社。

  • その証として、台湾神社ができた後に発行された当時の新紙幣のほとんどに台湾神社が印刷されていたり、昭和天皇をはじめとする様々な皇族たちが参拝に訪れていた神社。

  • 1944年に「台湾神宮」という名前に変わり、1945年には日本の敗戦により廃止された。

*台湾神宮廃止により、「竜のオブジェ」はどうなった?

  • では台湾神宮にあった「竜のオブジェ」はどうなったかというと、ホテル内に移設され、金のメッキが施され「金の竜」となりロビーに今も展示されている。

⇨神社時代の歴史を伝える価値ある重要なものに。

  • また、円山ホテルは世界中から政府要人や著名人などが訪れるため、それらゲストがホテル内を歩く姿が報道される際、「金の竜」が映ることもあり、今では円山ホテルのシンボル的存在にも。

  • 今回の復元により、竜のオブジェはホテル内に一つ、外に一つとなり、二つあることに。

*ではなぜ今回復元された?

  • きっかけは昨年6月に遡る。6月22日に突然シロアリの侵食により天井が落下し、「金の竜」に当たった。竜の頭部分は折れてしまった。

⇨そのため、台湾元で12万8800元、およそ60万円かけて修復し、無事に壊れる前の様子に戻った。

  • しかし修復中にあることを発見。それは折れた部分に使われていた材質と元々100年以上前の材質と異なるということ。専門家によれば、以前にも頭の部分が折れたことがあり、その際はちゃんと直さずに粘土と粘着剤を使ってくっつけただけだったためと推測。

  • そこで、「それなら元々の材質を使った同じ姿の復元版を作り、それをホテル前の広場に置こう」となり、修復チームが結成され、歴史と文化の保存の責任を果たすことに。

  • 復元版は、難易度が高く複雑な技術を用いられ、台湾神社時代の原型を保存することに成功。

*お披露目式について

先月28日には復元されたオブジェが鎮座する噴水のお披露目式が行われ、同ホテルの会長に当たる葉・董事長は、「復元されたオブジェはホテルの伝承と核心を象徴している」と強調した。

*今日の一曲

溫金龍(ケニーウェン) 不變的愛

台北市出身。漢字で「数字のに」に「胡麻のご」と書く「二胡(にこ)」とよばれる中国の伝統的な弦楽器の奏者。10際から練習を始め、その後中学生でありながら、すでに20以上のコンテストで優秀賞を受賞。プロ転向後の世界大会で優勝し続けた。1997年には「世界のサカモト」で知られる作曲家、坂本龍一さんプロデュースのCDアルバムを発売したことも。

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