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「國家棒球日」
・意味:プレミア12の台湾代表チーム優勝を巡る、国家野球の日。
・どんな話題?
台湾では現在この「國家棒球日」を制定するか否か議論が巻き起こっている。
というのも、先月11月24日は台湾野球界にとって歴史に残る1日となりました。「世界ランキング上位の12の国と地域が出場した野球の国際大会「プレミア12」にて台湾チームが初優勝したからです。
台湾では決勝戦当日、各地で、大型スクリーンでのパブリックビューイングが開催されたり、テレビ中継など様々な方法で多くの市民が試合を観戦。テレビ中継を行ったある大手テレビ局は、瞬間最高視聴率が10.18%に達し、354.2万人が視聴していたと発表。
また試合後の反響もすさまじく、熱が冷めやらない中、決勝戦が行われた11月24日を『國家棒球日』「国家野球の日」に制定すること、そしてそれに関する新たな条例の制定を27人の立法委員が提案。そのうちの一人、与党・民進党のメンバーはメディアの取材に対し、「優勝は台湾の栄光であり、国全体で共有するために提案した。すでに草案は作成し終え、そこには27人の民進党議員団の署名も書かれている」と主張。また、「もし提案が通ったとしても祝日になるとは限らない。なぜなら単純に、この日は台湾の優勝を記念し、今後の、スポーツを重視する政策と方向性を示すための1日に過ぎないからだ。祝日になるかは関連する機関により決定される」と明かしています。
もし『國家棒球日』が制定されれば、当日は中央政府や地方自治体による記念イベントが行われたり、また、各機關や学校なども同様のイベントを開催できるようになるといいます。
一方、こんな声まで上がっています。それは、現在流通している紙幣である500台湾元の図柄をプレミア12の代表メンバーに変更し、24年ぶりに紙幣を変えてはどうかという主張。
現行の500台湾元紙幣には、南東部・台東県の 原住民族の子供が通う小さな小学校の野球チームが 国内の試合で優勝した際に撮影された場面が印刷されています。彼らは台東県の小さな学校のチームということで資源が乏しい環境下で必死に練習し優勝、紙幣に載った図柄は、そんな彼らの飛び上がり歓喜する様子となっています。少年野球が盛んな台湾の少年野球に対する象徴的な場面とも言えるでしょう。
今回の報道に当時のメンバーであった一人は「本当に変われば少し寂しいが、とても価値あることになるだろう」と述べました。ただ実際の改変には少なくとも500億台湾元、日本円でおよそ1兆2000億円という膨大な経費がかかり、来年度の政府の予算が増えない限り可能性は低いとされています。そのため「記念コインとしての発行に留めるのはどうか、そうすれば政府による手続きのスピードアップ化につながるだけでなく、数量限定で発行されることで価値あるものにもなる」との意見が一部の立法委員から出ています。
台湾では今後も、優勝フィーバーが続きそうです。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 