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ナルワンアワー(月曜日) - 2024-12-02-【高雄・高雄科技大学に日本語が書かれた石碑がずらり?】

  • 02 December, 2024
ナルワンアワー(月曜日)
高雄科技大学第1キャンパスに設置される日本語の石碑『詩文の道』。これは、台湾からの多くの義援金に対する感謝を示すため、2012年に日本から寄贈されたもの。(写真:CNA)

今日のテーマ

⋆国立高雄科技大学(台湾南部、高雄市、台湾最大の科技大学)の第1キャンパスにある、日本語が刻まれた石碑について

・どんな石碑?

台湾からの多くの義援金に対する感謝を示すため東日本大震災翌年の2012年に日本から寄贈されたもの。その数は合計で286もあります。

・なぜ設置から12年後に話題に?

私はこの情報、台湾の国家通信社・中央社の今月の記事で目にして知ったのですが、なぜ設置から12年後の今になって話題になったのか。それはこの大学に通う学生が石碑が立ち並ぶ光景を撮影した動画をSNS上で投稿し、その後この投稿者と同様石碑設置の本当の目的を知らない人たちが「一体何のため大学内に石碑を設置したのか」についてコメント欄で議論になり注目を浴びたからです。

・台湾の大学に石碑がやってきた経緯

そのため大学側は事実を説明するコメントを発表。それによると、この並木道の名は「詩人の詩」に「文章の文」と書く「詩文の道」といい、詩を書く活動をする日本の芸術家たちが台湾からの義援金に感謝するため多くの寄付金を集め、自身で作った詩を石碑に刻み、同大学の永久収蔵品として寄贈したといいます。詩には短歌、俳句、川柳、書道といった日本の伝統文化が含まれています。寄贈当時は、関連イベントが開催され、詩の製作者本人が台湾へやって来たことも。

・なぜ芸術家たちは寄贈先に高雄市の高雄科技大学を選んだ?

この大学には日本語学科があるのですが、台湾の科技大学の中で日本語学科の学生が最も多いため、最終的に選ばれたといいます。このような理由もあり、石碑は同大学の外国語学部のキャンパス前にある並木道に設置されています。

・私から一言:

石碑と聞くと、戦没者を追悼するための慰霊碑や、以前その地に何があったのか土地を紹介するために設置されることも多いですが、今回のような詩を通してより多くの人に「感謝の気持ち」を届けるための設置というのは、とても素敵な取り組みだと思いました。

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