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ミュージックストーリー - 2024-07-30_江美琪③

  • 30 July, 2024

先々週から、女性歌手の江美琪さんについてご紹介しています。

本日はまず、2018年にリリースされたアルバム「我們都是有歌的人」から「陀螺tuo luo 」(コマ)という曲をお送りします。

この曲は江美琪さんが歌手、妻、母親、娘など様々な役割を果たす姿がこめられており、歌詞には、あなたは、誰だと思いますか 言葉にしようとしてもうまく表現できない まるで回り続けるコマのように、幸せや喜びは止まらず絶え間なく回転して生まれる というフレーズがあります。

この曲について、江美琪さんは人生には様々な選択があるが、ひとつの役割ではなく挑戦を続けたい。結婚して子供を持ち、幸せな家庭を築いても、歌手としてのキャリアも諦められない。限られた時間の中で仕事、家庭、個人のすべてを両立させるのは非常に大変で、時には何かを犠牲にしなければならないこともあるが、その状況を楽しみたい。コマのようにまわりつづけ、人々から絶え間なく力をもらっていると語っています。

またこの曲を通して自身を語るだけでなく、この曲をとおし、聞く人に力を与えたいとも語っており、身近な人々のために尽くしたいと思う時、その力、つまり回転していく過程が成長の力となり、あらゆることに立ち向かえるようになる。もっと力を得て、挑戦に立ち向かい、恐れる自分を打ち負かすことができると話しています。

1999年に19歳の時にデビューし、今年で歌手生活25年となる江美琪さん。これまでレコード会社の移籍、そして父や兄が亡くなったときなど、たくさんの波乱と低迷期があったが、最も心を痛めたのは父の死だったと話されています。江美琪さん、お父さんと喧嘩をした後、お父さんが入院し、そして一週間後に亡くなったといいます。お父さんにあやまる時間さえもなかったことが心に残る後悔だった。と語っています。しかし、今は別の角度から物事を考え、過去を許すことができるようになった。後悔が変えられず、心の中で重い痛みとなるなら、別の方法でそれを和らげ、失った人を祝福することはできないだろうか。今、振り返ってやっと平穏な心で見つめることができるようになったと言います。

江美琪さんさんはご自身のことを率直に語られている記事がいくつもあり、自然体な姿と共感できるエピソードは、デビューから時が経っても身近な存在と感じられ、長く愛されている部分であるのかなと感じました。

3回にわたってご紹介してきました江美琪さんのストーリー。最後にこの曲をご紹介したいと思います。同じく2018年のアルバム「我們都是有歌的人」から

「沒有不可能(不可能なんてない)」です。

この曲は、人生の絶望的な曲がり角であっても、自分を信じ、前進し続ければ、人生において新たな境地を開けると歌ったもので、歌詞の中で「不可能なことなんてない すべては過程 夢に一歩近づいた 疲れても心から満足 甘い負担と人から言われた意味がが今はわかる」というフレーズがあり、人生の各段階を歩み、幸せのために心から努力する心情を表現しています。

歌詞の中にある甘い負担、これは台湾でよく使われる言葉なんでこれは、一見重荷や負担に思えることが、実際には喜びや満足感を伴うものであることを指し子育てや家族のお世話に等で使われるそうです。

江美琪さんさんは「この曲が幸せのために努力しているすべての人にエールを送ることを願っています」と語っています。

時間いっぱいお楽しみください。

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