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きょうのキーワード(木曜日) - 2024-06-27_玉山

  • 27 June, 2024
きょうのキーワード(木曜日)
玉山の日の出(写真:Yenpo Chen/Unsplash)

今日ご紹介するキーワードは「玉山」。

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台湾の中部にある台湾最高峰、「玉山」─。

標高は3952メートル。富士山が3776メートルですので…そう、富士山より高いんです。

ですので、日本統治時代にはこの「玉山」は、“富士山よりも高い山”ということから「新高山」と名付けられ、“日本最高峰”とされていました。

戦後、再び「玉山」という名前に戻ったんですが、2014年にはこの「玉山」と、「富士山」は、両国の最高峰であり、またそれぞれ国民の尊崇を集める名山である。そんな2つの名山の様々な交流と協力の推進を目指すとして、中華民国山岳協会と、日本富士山協会によって“友好山提携”が締結されました。

その台湾最高峰の「玉山」、実は2016年から毎年5月と11月の年2回、内政部國土測繪中心(国土測量地図センター)によって衛星定位測量方法で高さの測量が行われているんですよ。

そして、今年(2024年)5月8日に行われた測量の結果によると、「玉山」の現在の標高は、3952.433メートルでした。これは昨年11月の測量の際の3952.485メートルから5.2センチ低くなっており、昨年5月の測量値と比べると1.7センチ低くなっていました。

今年4月3日に台湾東部・花蓮で発生した大地震の後、多くの人たちが「玉山」の高さに変化があったのではないかと関心を寄せていましたが、內政部の國土測繪中心(国土測量地図センター)も、國家公園署玉山國家公園管理處(国家公園署玉山国家公園管理署)も、これは誤差の範囲内で、正常な現象であると話しています。

さて、そんな台湾の多くの人が関心を寄せる「玉山」ですが、先日、台湾中部・彰化県のある市民が撮った写真が話題となりました。

なんと、70キロも離れた「玉山」が映っているんです。

この市民によると、ここ2日、雨の後の空気がとてもよかったので、彰化県の花壇郷や大村郷から遠くを眺めると、肉眼で70キロ離れた台湾最高峰の「玉山」をはじめとする「玉山山脈」の姿が見えたんだそうです。中でも、花壇郷の斑鳩路からは遠くに「玉山」が、そして彰化の周辺の農地や家屋、近くや少し遠くの山々などともマッチした風景が楽しめたようです。

この写真を観たネットユーザーらは、彰化から「玉山」を見ることができることに驚きの声が多数上がりました。

中には、「これは蜃気楼なんじゃないの?」という人や、「後ろの山は加工されたものじゃないの?」と笑う人もいましたが、天気がよく、空気が澄んでいれば、彰化からも「玉山」の尖った山頂をしっかりと確認することができるようです。

そして、ネット上では、「言われなかったら日本かと思った!」というコメントや、「自分の中の彰化のイメージが完全に覆された」、「まるで花蓮の景色のようだ」とその景色の美しさへの感動のコメント、そしてその風景を写真に見事に収めているこの市民にも絶賛の声が上がりました。

もうすっかり夏に入った台湾では、各地で日中ぐっと高温となり、午後、スコールのような雨が降る日が続いていますが、雨上がりの澄んだ空気の中、素敵な景色が楽しめているようです。

そして、ネットユーザーのコメントの中には、「まだまだたくさんの美しい景色が私たちに発掘されるのを待っている」という書き込みもありましたよ。

皆さんも台湾に来られた際には、台湾の豊かな自然が生み出す美しい風景を新たに“発掘”してみてくださいね。

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