今日ご紹介するキーワードは「YouBike前30分鐘免費復活」。
これは、「YouBike最初の30分間無料が復活!」です。
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台湾の公共交通機関の一つとして人気のレンタサイクルサービス「YouBike」。
電子無人自動化管理システムを利用して、ステーションがあれば借りた場所以外でも返却ができるので、便利な交通手段として多くの人が利用しています。最近では、サイクリングに利用している人や、外国人旅行者が利用している姿も見かけたりします。リスナーの皆さんの中にも利用したことあるよ~という方もいらっしゃるかもしれませんね。
「YouBike」は今、台湾各地でサービスを行っていますが、中でも台北市では1300以上のステーションがあり、多くの人が利用しています。
そんな台北市の「YouBike」が、昨日、2024年の2月28日から、「最初の30分間は無料」というサービスを“復活”させました!
“復活”と言っているのは、実は以前は台北市ではYouBikeは最初の30分間は無料で利用できたんです。
2015年にそのサービスが取り消され、近年は「最初の30分間は5元」となっていたんですが、昨日(2/28)から再び「最初の30分間無料」が戻ってきたんです。
これは、現在の台北市長である蔣萬安氏が2022年の選挙の際に当選後の政策の一つとして掲げていたもので、それが正式に実施されたというわけなんですが、実はこの「YouBike最初の30分間は無料」については、意見が両極に分かれていました。
それは、過去に市民から寄せられた問題の多くは、借りたくても自転車がなく、借りても返すスペースがないということで、「最初の30分間無料」に戻すことで、再びそのジレンマに直面するのではないかと心配されているんです。
また、越境問題。台北市はお隣、新北市から仕事や学校のために通う人も多く、「YouBike」を越境して利用する人も多いのですが、新北市では「最初の30分間無料」サービスは行われていないので、越境して利用した場合、その対象となるのかどうなのか、多くの人が気になっていました。
これらの問題について、台北市も対策を考えていて、台北市交通局によりますと、まず「自転車を借りたくても車両がないことが増えるのでは問題」については、既に車両を昨年の5月に1780台、12月に1500台追加投入していて、更に今年も6000台追加するほか、人員配置を調整して現在の利用したいときに車両がある確率90%前後を維持できるようにするとのことです。
また、「越境利用した際の金額問題」については、現在のところ、台北市内で借りて、新北市で返した場合は“30分無料”となるそうで、システム上も問題はないそうです。
ただ、新北市は“最初の30分間無料”というサービスは行っていないので、逆に新北市で借りて台北市で返した場合は現在は対象になりません。こちらは今後新北市が追随するかどうか引き続き皆さん、注目していますね。
台北市では、“安全な都市”、“運動の都市”、そして“未来の都市”を打ち出すため、2030年までに二酸化炭素排出量40%削減、およびグリーン交通使用率70%を目標に掲げていて、その対策の一つとしてこの“YouBikeの最初の30分間無料”サービスが復活したというわけです。
ただこの他にも、これまでこの利用料金によって、現在のこまめな車両の修理や点検、車両数の調整などができているのだとしたら、“最初の30分無料”にしたことでそのサービスの質が下がってしまうのではないかという心配の声や、通勤通学のピーク時間帯に、本当に必要な人が使えなくなってしまうのではないか、ビッグデータをもとに車両の数を調整するとしているが、実際の感覚としては利用者の多い駅前などではやはり借りられない、返せない状況がある。現在の問題は車両の不足ではなく、人手不足だという声も上がっていて、まだまだ様々な問題や意見が出てきています。
でも自転車は環境にも、そして健康にもいいですし、元々、台北市は面積が狭いので、自転車で30分間無料となると、ほとんどほぼ無料で移動できることから、利用する側としてはありがたいですので、続いて行って欲しいなと思いますが、これからしばらくは状況を見る期間になりそうです。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
