今日ご紹介するキーワードは「未來5年『除夕年卅』將消失」。
これは、「これから5年、旧暦の大晦日30日が消失する」という意味です。
一体どういうことでしょうか?
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先週のこの時間でもお話ししましたが、台湾では民間行事は旧暦で行われますが、この旧暦というのは、月の満ち欠けをもとに、季節を表す太陽の動きを加味して作られた「太陰太陽暦」を基準にしていて、「朔望月」に基づいて1か月の日数が決まります。この「朔」とは月が完全にかけて見えない日、つまり「新月」で、その日がその月の1日となります。「朔望月」の周期は平均しておよそ29.5日であるため、旧暦の1年には“大の月(30日)”と、“小の月(29日)”があります。
ちなみに、この“大の月”と“小の月”の並びは一定ではなく、2月連続することもよくある事なんだそうです。
そして、今回の大みそかは“大の月”、旧暦の12月30日でした。
台湾華語では数字の“30”のことを複合漢字で九州の“州”に似た字の「卅(sa4)」と書くことがあることから、この旧暦の12月30日の大みそかのことを「年卅」とも言います。
ところが、この「年卅(旧暦の12月30日)」が来年2025年から2029年までの5年間は無くなってしまうそうです。
つまり、来年からの5年間は、大みそかは旧暦の12月29日となるそうです。
でも実はこれは今回が初めてのことではありません。
2000年以降、これまでを見てみると、2000年、2001年、2003年、2006年、2012年、2013年、2016年、2022年と既に8回、「年卅(旧暦の12月30日)」がなくなっています。
ただ5年も連続してなくなってしまうのは珍しいようで、今回、話題となっています。
またそれ以降のカレンダーを見ても、「年卅(旧暦の12月30日)」がなくなってしまうのは、2031年、2032年、そして2039年から2041年の3年間と、5年も連続してなくなることは無いようです。
そして興味深いのは、そのうちの2027年と2028年。
この2年は「朔」、つまり新月となる時間が、台湾時間では2027年は2月6日の23時56分。2028年は1月26日の23時12分。夜中に新月を迎えますが、日にちとしてはその日が旧暦のお正月、「春節」となります。
今、なぜ私があえて“台湾時間では”と言ったのかというと、同じく旧暦のお正月を祝う文化がある韓国は時差の関係で台湾より1時間早いため、2027年は2月7日の午前0時56分に、2028年は1月27日の午前0時12分に「朔」=新月を迎えることになります。
つまり、この2年は、台湾と韓国で旧正月の日にちがずれるという現象が起こるんです。
そのため、例えば2027年、台湾から旧正月に韓国に行ったら、現地はまだ大晦日だった!ということになるんです。面白いですよね。
日本では一般には旧暦はあまり馴染みがないかもしれませんが、一部の地域で旧暦のお正月を祝う習慣がありますし、自分たちは旧暦で行事をお祝いする習慣はないけれど、旧暦のお正月は台湾をはじめとした中華圏の人たちがたくさん旅行で日本にやって来るので日程をチェックしているという人は少なくないかもしれません。
そして日本と韓国は時差がありませんよね、ということは、つまり2027年と2028年は日本と台湾の間でも旧正月の日にちがずれるということですので、ちょっと覚えておいてくださいね。
Rti 台湾国際放送
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