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きょうのキーワード(木曜日) - 2023-09-28_教師節

  • 28 September, 2023
きょうのキーワード(木曜日)
(写真:イメージ/CNA)

今日ご紹介するキーワードは「教師節」。

そう、これは「教師の日」のことです。

台湾では今日、9月28日は「教師節(教師の日)」─。

他の記念日同様、この日はその名の通り“教師に感謝する日”です。

日本では馴染みのない記念日ですが、実は世界的には多くの国で定められている記念日なんですよ。ただユネスコが1994年に10月5日を「世界教師デー」と定めてはいますが、各国の「教師の日」の日付はバラバラなんです。

では、台湾はなぜ9月28日なのかというと、儒教の開祖とされる「孔子」の生まれた日だからです。

でも最初からこの日だったわけではありません。最初は1931年、国立中央大学が「教師の待遇を改善し、教師の地位を確保し、教師の育成を強化する」ことを求める宣言を出し、6月6日が“教師の日”とされるようになりました。

なんでも当時の教師は、給料も少なく、よく未払いもあったほか、当時は政局の混乱で、先生たちは「校長の交代や、政党の争い、社会的排除」などといった状況によく直面していたんだそうです。

そのようなことから、今でいう“デモ”のような形で集会が行われたのがきっかけでした。

その後、政府が“孔子の教育精神が全ての教師の模範である”との考えから、1939年に孔子の誕生日である8月27日を「教師の日」と変更し、“先生に感謝をする日”とします。

ところが後に、専門家による研究の結果、孔子の誕生日を中国暦に換算したところ、実際には9月28日であったことから、日付が修正され、今では毎年9月28日が台湾の「教師節(教師の日)」となっています。

では、「教師節(教師の日)」は台湾ではどんなことをするのかというと、メッセージカードやプレゼントを準備して、先生を喜ばせたり感動させようとする生徒たちがいる一方、中には先生を驚かせようと、いたずらを準備する生徒もいるようですよ。

また、台湾は9月に新学期がスタートするので、9月28日の「教師節(教師の日)」は、今の担任の先生だけでなく、前の年にお世話になった先生にも感謝を示すことが多いんだそうです。

ところで、「教師節(教師の日)」だからと言って、先生たちは休めるわけではありません。

実は以前は「教師節(教師の日)」は台湾の祝日の一つだったんですが、2001年に完全週休二日制を始めた際に、この「教師節(教師の日)」は国定休日ではなくなりました。そのため、現在では「教師節(教師の日)」は“記念日”ではあるものの“祝日”ではありません。

先生たちはなかなか休めず大変ですね~。でも、私が語学学校に通っていた時の先生は、「休みではないけれど、こうやってみんなから“謝謝老師”と言ってもらえるのが嬉しいし、これでまた頑張れる」と話していました。

元は“教師たちによる待遇改善のデモ”から始まった台湾の「教師節(教師の日)」ですが、今ではたくさんの感謝と笑顔があふれる記念日となっています。

ちなみに、“日本では教師の日が制定されていない”ことについて、台湾のネットやメディアではどのように説明されているかというと、「日本では特定の日を設けてはいないが、日ごろから先生に感謝の気持ちを持っている」、「毎日が“教師の日”のようなものだ」と紹介しているものを多く見かけました。

皆さん、振り返ってみていかがですか?

いや…そんな毎日は…なんて思った人も多いかもしれません(苦笑)。

でも改めて先生への感謝の気持ちは忘れないようにしたいですね。

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