先週からは、警察官のお仕事をしながら音楽活動を行い、2000年には金曲賞を受賞した、原住民族、プユマ族の男性歌手、陳建年さんのストーリーについてご紹介しています。
さて原住民族、プユマ族出身の陳建年さんは警察官として働きながら音楽活動を続け1999年に発表した海洋で、第11回金曲賞で、最優秀男性ボーカリスト賞と最優秀作曲賞のダブル受賞に輝きますが、その後はご自身のペースで音楽活動を続けられ3年後の2002年に2枚目のアルバム「大地」を発表。その後は主にドキュメンタリー映画音楽のオリジナルサウンドトラックをてがけられます。
そして2017年に9月に警察官のお仕事を退職。退職時には多くのメディアがこれから音楽活動に専念と報じました。
陳建年さんが退職後に受けたインタビューでは、金曲賞の受賞後について振り返り、よく警察の派出所に電話がかかり、直接、コンサートについて相談されるなど、大変なこともあった、同僚とお昼を食べていると、30人くらい観光客が押し寄せてきて、同僚にも申し訳なかったと当時の苦労を語っていました。
また、陳建年さんは、多くの公演やインタビューを断ってきた。「舞台に慣れず、舞台に上がるたびに色々な状況があり、ようやく慣れてきたと思ったらもう最後の曲が終わった後だった」と笑顔で語っています。 また、陳建年さんにとって音楽を作る最大の喜びは「その人の音楽を聴いて、その人物像を想像すること」であることから、自分自身についてのインタビューを受けることも好きではないと話していました。
退職後は農作業をしながら音楽活動をし、そして3年後の2021年に3枚目のアルバムを発表します。この2021年の3枚目のアルバム「pongso no Tao」を発表します。警察官として退職までの最後の17年間、勤務した離島、蘭嶼を思い、作られたアルバムです。この「pongso no Tao」は蘭嶼のこと。蘭嶼と言われる前、タオ族がこのようによんでいたそうです。このアルバムは第33回の金曲賞で、最優秀原住民語アルバム賞を受賞します。
インタビューは苦手、自分のコンサートは家族も親戚もよばないと、控え目な警察官歌手、陳建年さんの人柄溢れる歌声に誰もが癒されることでしょう。
【お送りした楽曲】
・台東心蘭花情
・Ponso no Tao(蘭嶼)
Rti 台湾国際放送
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