リスナーの皆様のなかには、台湾に来られた際、在来線の台湾鉄道に乗って旅を楽しまれた方いらっしゃるかもしれません。移動の手段だけでなく、鉄道そのもの、また車窓に広がる風景を楽しまれる方も少なくないと聞いています。
台湾鉄道の路線のひとつ、南廻線、聞いたことがある方、乗られたことがある方、いらっしゃいますでしょうか。
南廻線、南回り鉄道は、台湾南部の屏東県、そして台湾南東部東部の台東県を結ぶ路線で、1991年に開通されました。
台湾を一周する台湾鉄道の環状鉄道として、最後に開通した区間になります。台湾を南北に貫く中央山脈を越え、険しい海岸線を通過する路線であるため、建設は困難を極めました。南廻線の全長はおよそ98kmのうち、トンネル区間が38.9kmを占めます。
台湾の地図を思い浮かべていただくと、一番下の方ですね。屏東県から台東県を結ぶとちょうどアルファベットのUの字を描くような路線になります。
2021年に開通30周年を迎える前に、南廻線は全線電化されましたが、電化される前の電柱や電線のない、その素晴らしい風景を見ようと、2020年には多くの鉄道ファンが訪れたそうです。
南廻線、景色が大変すばらしいことで有名です。屏東県の枋寮駅から台東駅まで、山、ヤシの木などの風景だけでなく、青い海、海岸線の景色を楽しむことができます。
本日どうしてこの南廻線をご紹介するかといいますと、電化される前の南廻線の風景、そしてその南廻線にまつわる様々な文化や歴史、エピソードを記録したドキュメンタリー映画、「南方、寂寞鉄道 ON THE TRAIN」のクラウドファンディングが先月12月14日からスタートしました。監督は中華圏を代表する映画賞・金馬奨を二度受賞した経験をもち、国立清華大学の副教授の蕭菊貞氏です。
本日のタイムトリップでは、台湾鉄道の南廻線、そしてドキュメンタリー映画、「南方、寂寞鉄道ON THE TRAIN」についてご紹介します。
Rti 台湾国際放送
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