本日は台南山上花園水道博物館について、そして台南水道とよばれる上下水道施設を計画し、つくりあげた「台湾の水道の父」とよばれる日本人技師、濱野 彌四郎についてご紹介します。
2019年に完成した台南山上花園水道博物館、少し長い名前ですが、博物館以外にも、花園エリア、密林エリアがあり、自然公園の部分と博物館があわさった場所という感じです。
博物館は、台南水道といわれる水利施設が、当時の状態で残っている貴重な施設で、日本統治時代の1922年に完成したものです。
濱野 彌四郎が設計したもので、今年で100年の歴史をほこります。保存状態がよく、2002年に県の指定古跡、2005年には国の指定古跡となりました。
黃文鍠・館長によりますと、長い間、一切立ち入り禁止となっていたため保存状態が大変よいとのことです。
この博物館、主にA館、B館、C館と三つの建物からなります。A館は急速濾過池室、B館は急速濾過装置室、C館はポンプ室となります。
A館は1952年に人口の増加に伴い、台湾水道局が設置したもので、3つの建物のなかで最後にできた建物となります。
B館、C館ともに赤レンガを使用したレトロな雰囲気がただよう外観で、天井が非常に高く、B館は16.3メートルにもなります。
また、窓や壁面の設計も大変細かく、黄・館長もお話されていましたが、水をきれいにするという水利施設という役割だけでなく、藝術的にも大変美しく手をかけてつくられた設計となっており、一見の価値があります。
番組後半では、濱野 彌四郎についてご紹介します。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 