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きょうのキーワード(木曜日) - 2022-10-13_「吉祥物」

  • 13 October, 2022
きょうのキーワード(木曜日)
10/14、名前が「夯吉寶」に決定した。(写真:彰化県フェイスブックページより)

今日ご紹介するキーワードは「吉祥物」。

台湾では、日本ほど数は多くないものの、同様に様々なマスコットキャラクターがいます。

例えば、台湾セブンイレブンのマスコットキャラクター「OPEN小將(オープンちゃん)」は、日本の“ゆるキャラグランプリ”に出場したこともあるので、知っている人も多いかもしれませんね。

また、タイワンツキノワグマをモチーフにした台湾観光局のマスコットキャラクター「Oh!Bear(オーベアー)」も有名ですし、最近では、台南名物の虱目魚(サバヒー/ミルクフィッシュ)と呼ばれる魚の“頭”をイメージして作られた台南の観光大使「魚頭君(Sababoy)」が、日本の様々な台湾イベントに登場し、魚の“頭のみ”というそのインパクトある風貌で注目を集めています。

こういったキャラクターによって、人々が親しみやすかったり、知ってもらいやすかったりすることから、企業や自治体では様々なキャラクターを生み出していますが、先日、台湾中部・彰化県が打ち出した「志願服務吉祥物(ボランティアサービスマスコット)」が台湾のネット上でちょっと議論となりました。

そのキャラクターは、三角に似た彰化県の形をした黄色いキャラクター。

つぶらな瞳に、“彰化/CHANGHUA”と書かれた赤いキャップをかぶっていて、三角の黄色いボディから手足が伸びていて、まぁ説明がないと何のデザインなのかはわかりにくいのですが、一見すると可愛いキャラクター。

しかしネットでは「崩れたプリンみたいだ」とか、「蛋餃(薄焼き卵で餡を包む“たまご餃子”)の失敗作みたいだ」とか、「(スナック菓子の)ドリトスみたいだ」とか、「キャラクターが鹼粽(ちまきの一種、“あくまき”)になっちゃった!」などなど…とにかく酷評。

でも、なんでこれほどまでに評判が悪いのかというと、元のデザインと大幅に違っていることも大きな理由のようです。

元のキャラクターは、シンプルに白地に赤のラインで描かれていて、足は生えておらず、彰化県の形をそのままボディとして、三角の下の広がりを足に見立てて、まるで走っているかのようなデザイン。そして両手で情熱の「ハート」を抱えていて「可愛い」と評判だったんだそうです。

ところが、その後、ポスターにこのキャラクターが登場すると、デザインがあまりに違いすぎたものですから、このような評価になってしまったようです。

しかも、ポスターのキャラクターを見ると、少し透けた感じでボディに彰化県内の地図が描かれているのが、「静脈が透けているみたいで気持ち悪い」とか、まるで下着のように見える影かあることから、「ブラジャーをしているキャラクターを初めて見た」ととにかく散々な言われようです。

でも台湾では、数年前に「台湾で最も醜いキャラクター」と呼ばれた台南市北門区のキャラクター「虱目魚小子(サバヒー少年)」がその醜さが注目され逆に人気となったり、台湾南部・雲林の古坑には、現地の特産品であるヘチマが擬人化され、マリリンモンローのようにスカートが翻っているキャラクターが“キモかわいい”と注目を集めていたりして、何がどう人気に火が付くかわかりません。

彰化県のこのキャラクターの着ぐるみも既にできていて、今日(10/13)まで名前の投票が行われているところです。今後、どんな活躍をして、評価がどう変わっていくのかまだまだ未知です。もし今後、黄色い三角の彰化県のキャラクターを見かけたら応援してあげてくださいね。

そして、台湾を訪れたら、各地の面白いキャラクターを探してみるのも楽しいと思いますよ。

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