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ナルワンアワー(月曜日) - 2022-08-29_「中秋節」のバーベキューや鳳梨酥でも台湾と日本のコラボ!

  • 29 August, 2022
ナルワンアワー(月曜日)
台湾では中秋節にバーベキューをする習慣がある。(写真:CNA)

台湾では1か月に渡るお盆月「鬼月」が終わって、行事は一息…かと思いきや、今度は「中秋節」がやってきます。スーパーなどのCMもあっという間に「中秋節」モードに早変わりしました。

旧暦の8月15日は、中華圏の三大節句の一つ「中秋節」で、今年(2022年)は9月10日にあたります。

一年で最も美しい月とされている「中秋節」の満月には“団らん”や“円満”といった意味合いがあって、中華圏では、「中秋節」には家族みんなで集まって一緒に団らんを楽しみます。

そしてさらに台湾ではもう一つ、「中秋節」にはみんなでバーベキューを楽しむという習慣もあります。

なぜバーベキュー?と疑問に思いますが、これはテレビCMによって定着した習慣だそうで、他の中華圏にはない台湾だけの習慣のようです。

そのため、この「中秋節」が近くなると、テレビではバーベキューのたれのCMや、バーベキューに関連したグッズや食材の広告をよく見かけるようになります。

今から、「中秋節」のバーベキューを楽しみにしている人も多いようです。

そんな、台湾人が愛する“「中秋節」のバーベキュー”で欠かせない“お肉”に、今年は日本のお店とコラボしたセットが登場しているそうです!

台湾の創作焼肉ブランド「開丼」が、今年の「中秋節」のバーベキューに、日本の静岡県発、創業60年以上の歴史のある老舗の焼き肉店「京昌園」とコラボレーションして、3種類の焼き肉セットを打ち出しています。

どのようなコラボセットなのかというと…

まずは「赤選燒肉組(レッドセレクト・焼肉セット)」。

特選のサイコロステーキ、台湾産の骨なし鶏もも肉、厚切り牛カルビ、厚切り豚カルビ、鳥軟骨、台湾産豚肉の串、ラムリブの串、台湾産鶏皮の串の8種類が入って1,299台湾元(日本円およそ5,900円)。

そして「銀選和牛燒肉組(シルバーセレクト・和牛焼き肉セット)」。

黒毛和牛カルビ、ハラミ、アメリカ産特選牛肩ロース、厳選鳥軟骨、開丼の豚肉骨付きリブロース、特選サイコロステーキ、厚切り豚カルビがセットとなっていて、「京昌園」特選のお肉と、黒毛和牛用のスパイシーソースも楽しめて、2,199元(およそ1万円)。

さらに豪華な「金選和牛燒肉組(ゴールドセレクト・和牛焼き肉セット)」。

黒毛和牛のミスジ、黒毛和牛の特選カルビ、黒毛和牛の赤身ステーキ、黒毛和牛の胸肉スライス、アメリカ産特上カルビ、アメリカ産特選牛ロース、オーストラリア産ハラミ、台湾産活菌豚(?)のロースなど、豪華なセットで3,999元(およそ1万8000円)。

…と、この3種類のセット。

どれもお肉をじっくり楽しみたいラインナップとなっています。

しかも、たれも「京昌園」の味を受け継いでいるだけでなく、更に独自に野菜や果物をブレンドした台湾と日本のコラボレーションした味。

そしてどのセットも3~4人分のセットとのことで、もし4人で楽しんだとしたら1人当たり1000元以内で豪華なお肉が食べられるとあって、ちょっと豪華なバーベキューを楽しみたいという人たちから注目を集めているようです。

台湾は豚肉や鶏肉は美味しいので価格で勝負しようと思ったらなかなか難しいですが、日本の牛肉が美味しいことをよく知っていますからねぇ。

高級な美味しいお肉!という路線で「中秋節」のバーベキューの習慣に打ち出していくのは面白いかもしれませんね。

これをきっかけに、今後、日本のお肉が台湾の「中秋節」の習慣であるバーベキューに参戦していくかもしれません。

また、「中秋節」の帰省の際にもお土産として買って行く人も多い「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」にも台湾と日本のコラボレーション商品が登場して話題となっています。

台湾北東部・宜蘭にある、果物の蜜付けや紅茶などのお土産を販売しているオシャレなお土産屋さん「三萩茶會」というお店があるんですが、このお店が「中秋節」を前に「茶香鳳梨酥」という名前のパイナップルケーキを販売していて、この商品が、フランスの伝統的な皮の製法に、台湾と日本の高級原料を組み合わせて作られた“コラボ商品”となっています。

バターの替わりにココナッツミルクを使い、オーガニックのバーボンバニラビーンズと高級なアールグレイ茶葉を使用して作った皮は濃厚で風味豊か。

さらに中のパイナップル餡は、台湾で旬を迎えた金黃鳳梨(ゴールデンパイン)を使い、シェフが新たに作り出した方法で、手作業で作り上げているそうです。

中々目に見えない部分ではありますが、台湾の伝統行事に欠かせないアイテムにもこうやって台湾と日本のコラボが行われているというのは興味深いですね。

台湾と日本の間では様々な“コラボレーション”がありますが、“融合”という意味では、台湾の人たちの方が、台湾と日本のものを融合させたものを生み出すのに長けているような気がします。

台湾の人たちは、本当に日本のことをよく見て、よく研究しているので、よく知っているからこそ、元々自分たちが持っているものに、日本のどのようなものを加えたら、どう面白くなるといった、新しい発想が生まれやすいのかもしれません。

次は、台湾と日本が“融合”したどんなものが登場してくるのか、楽しみですね。

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