今日ご紹介するキーワードは「CP值」。
これは、「コストパフォーマンス(コスパ)」のことです。
台北新交通システムMRT(台北メトロ)と言えば、台北の重要な公共交通機関。旅行で台湾を訪れた際に乗ったことある方も多いのではないでしょうか。
台湾も日本同様、便利な公共交通機関の駅周辺は、物件価格が高くなりますが、台北市、新北市に跨る「台北メトロ」131の駅のうち、どの駅周辺の物件価格が最も高いと思いますか?
先ごろ、東森房屋(イースタン・リアルティ)が、2021年台北メトロ各駅800メートル以内のエレベーター付きマンションを対象とした物件価格の統計を取りました。
その資料によりますと、坪単価が最も高かったのは…台北メトロのレッドラインとオレンジラインが交わる駅、「東門」駅で、坪単価113万元(日本円でおよそ490万円)。次いで、そのお隣の駅、「大安森林公園」駅で、坪単価111万元(およそ480万円)という結果でした。
東森房屋研究センターの謝欣亞・副理(副部長)によりますと、「東門」駅は、主要道路である「信義路二段」にあり、「中正紀念堂」と「大安森林公園」の中間に位置していて、中古のマンションで坪単価90数万元(およそ400万円前後)とトップクラスで、新築から5年未満のマンションともなると、平均坪単価は138万元(およそ600万円)にまで達するそうです。
では、ここで登場するのが今日のキーワード、「CP值」。
台北市内で「CP值最高(コスパが最もいい)」エリアはどこかというと…
東森房屋研究センターの謝欣亞・副理の推薦は、台北市の北部「新北投」駅だそうです。
データだけで見ると、「新北投」駅周辺は、お隣の「北投」駅より1万元ほど単価が高いのですが、築浅物件で見ると、「新北投」駅周辺の方が「北投」駅周辺より5万元前後安くなるそうです。
しかも、「新北投」駅周辺は2018年からマンションの平均単価は49万から50万元の間(およそ210万円から220万円の間)を維持していて、上昇幅が比較的小さいエリア。それでいて、静かで機能的と、生活環境もとてもよく、この1年近くで販売数も増加しているそうです。
更には、北投士林科学園区(北投士林サイエンスパーク)がもたらす雇用人口によって、これからの価格上昇の可能性も非常に高いと言えるそうで、現在のコスパも高く、将来性もあるエリアと見ています。
一方、信義房屋不動產(シンイ・リアルティ)企画研究室の曾敬德マネージャーは、台北メトロのブラウンラインの「木柵」駅が、コスパが最もいいとしています。
「木柵」駅周辺は、1坪当たり48万元(およそ210万円)で、ブラウンライン沿線で唯一、坪単価が50万元を切っています。
ただ、築年数ごとで見てみると、5年未満の築浅物件はやはり1坪当たり59万元(およそ260万円)とのことで、実は特別このエリアが安いというわけではないようです。
何を基準として「CP值」の高い家と言えるかどうかは人によって違うかもしれませんが、台北の家はやはり噂通り、どこも高いようです。
Rti 台湾国際放送
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