今日ご紹介するキーワードは「數位紅包」。
“紅包”という言葉は聞いたことがあるという人も多いと思いますが、「數位紅包」とは一体何なのでしょうか。
台湾では、もうすぐ旧暦のお正月、春節がやってきます。春節の楽しみと言えば、“紅包(お年玉)”。これは日本と同じですね。
でもちょっと違うのが、日本では“お年玉”と言えば、目上の人から目下の人に渡すものとされていますが、中華圏のお年玉 “紅包”は、子供や親戚の子供だけでなく、親や祖父母にも渡して、長寿を祝うという習慣もあります。
そんな“紅包”をみんな楽しみにしていますが、その“お年玉”にも新型コロナの影響が出ているようです。
財團法人資訊工業策進會(Institute for Information Industry, III)の最新の調査によると、新型コロナをきっかけに、7割近い市民が支払いの際にモバイルマネーでの支払いを希望するようになったそうです。
そしてその波は“紅包(お年玉)”にも!
なんと、モバイルマネーで渡す「數位紅包」がトレンドになってきているんだそうです。
つまり、「數位紅包」とは、“デジタルお年玉”のことなんです。
昨年に引き続き、今年(2022年)の旧正月も新型コロナの影響を受け、しかもここ数週間、台湾も感染が広がりつつあり、友人や親戚への訪問を控えるという人も多く、伝統的な「紅包」を渡すことができないかもしれません。
そこで、台湾内の各大手金融機関が続々と「數位紅包(デジタルお年玉)」サービスを打ち出しています。
これなら会いに行けなくても、“気持ち”を渡すことができます。
それに、やはり日本同様“お年玉”に入れる現金は新札がいいとされているので、この時期になると、お札を新札に替えに銀行に列ができるのですが、その列に並ぶ煩わしやさもないし、密になる場所に行かなくてもいいとあって、“デジタルお年玉サービス”を利用してみようかなと思っている人も少なくないようです。
また、アプリのページをクリックすると、縁起の良いメッセージや、「我吃土你發財(私のなけなしの金であなたはお金持ちになる)」とか「我是大戶我養你(大金持ちの私があなたを養ってあげよう)」といったクスっと笑えるメッセージも一緒に送れたりして、遊び心と共に伝統的な習慣を行えるそうです。
便利ですね~。そして確かにコロナ禍の今、“密”や“接触”を減らすことができて、いい考えかもしれません。
ただ、中にはひそかに「会えないから準備するお年玉少なくて済むと思ったのにな…」という人もいるかもしれませんね(笑)。
また、ちゃんとお金の管理ができる人ならいいと思いますが、アプリの中でクリックするだけでできてしまうという手軽さから、あまりお金が動いているという実感が湧かないような気がして、私の場合、気づいたら調子に乗って予算以上に人に“お年玉”をあげてた!とか、やってしまって、後で落ち込みそうですので、個人的には、やはり“現金”でのやり取りがいいかな?なんて思ったりしています。
日本でも「デジタルお年玉」サービスがあったら、皆さんは使ってみますか?
Rti 台湾国際放送
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