History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

きょうのキーワード(2021-08-27)「喵星人」「喵皇」

  • 27 August, 2021
きょうのキーワード(金曜日)
(写真:CNA)

今日ご紹介するキーワードは、台湾の日常生活ではよく耳にし、ニュースや新聞記事にもしょっちゅう出ている、中国語の猫に対する呼び方、「喵星人(ニャン星人)」です。「喵星人」の「喵」は猫の中国語での鳴き声です。

「ニャン星人」は、もともとネット用語です。猫の個性はだいたいは自由気ままにマイペース、感情表現がわかりにくいという共通点があります。そのため、人間にとって、猫の行動を予測するのは難しいです。「喵星人(ニャン星人)」は、そういう猫のわかりにくさから、「まるで私達と違う星に住んでいる宇宙人だ」という意味合いで作られた言葉です。

その他、猫のことを古代中国の帝王「皇帝」に譬えたニックネーム「喵皇(ニャン陛下)」も広く使われています。これは、自由気ままに生きる猫と付き合うのに、人間である飼い主は猫の機嫌を伺ったり、そのペースに合わせて行動したりすることが多いですから、猫のことを「ニャン陛下」と呼ぶようになったのです。

ちなみに、どうして今日は猫に関するニックネームを紹介したかというと、今月、台湾で発覚された猫の密輸事件が台湾で大きな話題となったため、「ニャン星人」も「ニャン陛下」も、猫に関する単語がネットやニュースで飛び交うようになったからです。

この密輸事件は、今月19日に発見され、全部で154匹の猫が密輸されました。しかも品種は、ラグドール、ロシアブルー、ブリティッシュ・ショートヘア、アメリカン・ショートヘアなど、大人気で高額な猫ばかりです。総額はおよそ台湾元1000万元(およそ日本円3900万円)に相当すると推定されています。

これらの猫は21日、日本の農林水産省に相当する、農業委員会の動植物防疫検疫局によって安楽死処分されましたが、台湾社会では「残酷すぎる」、「ニャン星人になんてことを」、「ニャン陛下に不敬だ」と批判の声が上がっています。

これに対して、農業委員会は22日、「これらの猫はすべて、狂犬病の発生地域である中国から輸出された。もし猫が狂犬病ウイルスを持ち、それが人に感染したら致死率は100%もあるのだ。心苦しいけれど、感染症を予防するため、我々は法律に従い、猫を撲殺するしかない」と説明しました。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

 

Program Host

関連のメッセージ