今日ご紹介するキーワードはこちら!「米其林指南」。
何のことだかわかりますか?
ヒントは、白いむくむくしたキャラクターでおなじみのメーカーの“あの本”のことです。そう!「ミシュランガイド」です。
「ミシュランガイド」と言えば、世界中のレストランやホテルを星の数で評価するガイドブック。
1900年、パリ万国博覧会が開催されたこの年に、広まり始めたばかりのドライブ文化を、より安全で楽しいものにするために誕生しました。
当時、フランスの道路を走る車はまだ3000台にも満たっておらず、道路計画も不十分だったため、遠出するのは危険で、大冒険であるとされていました。
そこで、ミシュラングループの創設者であるミシュラン兄弟は、当時、まだ数が少なかった自動車修理工場の紹介や、市街地図、休憩のためのガソリンスタンドやホテルの紹介を載せた、ドライバーがドライブを楽しむための400ページの赤い冊子を発行し、なんと無料で提供していました。
ところが20年が過ぎた頃、ミシュラン兄弟はある修理工場で、傾いた作業台の足代わりに数冊のミシュランガイドが地面に積み重ねられているのを見かけます。その時、「人々はお金を払って買ったものしか大切にしない」と語ったそうです。
こうして1920年からミシュランガイドは“販売”されるようになり、1926年には、評判の高い料理を提供するホテルに星をつけるシステムが始まりました。
「三つ星」による評価制度は、フランスの地方で1931年に、パリでは1933年に導入されました。ミシュランの社員である調査員が匿名でレストランやホテルを訪ねるようになったのもこのころからだそうです。
そして2005年には初めてヨーロッパを飛び出し、アメリカ・ニューヨーク版が登場。翌2006年にはサンフランシスコ版が加わり、2007年11月に、アジアの第一歩としてミシュランガイド東京2008が登場し、2008年には香港マカオ版も発売されました。
その後も続々とアジア各地のミシュランガイドが登場しましたが、台湾版が初めて登場したのは実は最近。2018年3月に初の「ミシュランガイド台北」が発行されました。2020年からは台北だけでなく台中も加わっています。
そして台湾版4年目となる、今年の「ミシュランガイド台北・台中2021」掲載店のうち、1000元以下(日本円でおよそ4000円以下)で良質な料理が3品楽しめる“ビブグルマン”が昨日(8/11)発表されました。続いて8月25日にミシュランの星付きレストランが発表されます。
今年は、「ミシュランガイド・ヤングシェフアワード」と「ミシュランガイド・サービスアワード」も掲載されているほか、フードロスの削減や環境に配慮する生産者の支援など、サステナブルな取り組みを評価する「ミシュラングリーンスター」が新設されています。
「ミシュランガイド台北・台中2021」にどんなお店が掲載されているのかは、ぜひ「ミシュランガイド台北・台中2021」を手に取って見てくださいね。そしてコロナが収束したら、そのミシュランガイドを片手に台湾のお店を巡ってみてください。
Rti 台湾国際放送
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