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ナルワンアワー(金曜日) - 2021-07-23_台湾の私立南台科技大学と日本青森県青森中央学院大学との交流

  • 23 July, 2021

 新型コロナウイルスの感染が広がり、台湾と日本の間で往来ができなくなって1年半近く経ちます。ただ、こうした中においても、双方では各レベルで交流が行われています。先週のこのコーナーでは、南部、台南市と、日本の京都市が、自治体同士の交流の話題をご紹介しましたが、本日は南部・台南市の私立南台科技大学と、日本、青森県の青森中央学院大学の学生たちによる交流の話題をご紹介いたしましょう。

 南台科技大学と、青森中央学院大学の交流は2011年にスタートしました。そして、2013年に両校は姉妹校の協定を結び、交換留学の取り組みもはじめました。そして、南台科技大学の学生は夏休みの期間、当地最大級のホテルである「ホテル十和田荘」で実習を行ってきました。その数は8年間で54人に達します。一方、青森中央学院大学の学生たちも毎年の夏休み、南台科技大学を訪れ、標準中国語と台湾文化を学ぶ体験キャンプに参加してきました。しかし、新型コロナウイルスの流行により、昨年、今年と、これらの取り組みは中止となりました。

 こうした中、7月3日、オンラインによる交流会「オンラインさくらんぼ狩り交流会」が行われました。これは青森中央学院大学の学生と、青森市内の「青森観光りんご園 まるせん川村」の川村富子さんが、ZOOMの画面を通じて、南台科技大学の学生をさくらんぼ園へ招待し、説明するというものです。

 まず、学生や川村さんたちは、さくらんぼの種類を紹介したあと、さくらんぼの収穫の仕方、注意事項の説明をしました。

 「まるせん川村」で植えられているさくらんぼの種類は、おなじみの佐藤錦のほか、サミット、ジュノハート、南陽などですが、このうち、ジュノハートは、外観がハート型をしている青森県の生まれの新品種で、、今年初競りで、最高級の一箱に、45万円の値がついたということです。

 また、同じ桜の木でも、接ぎ木の方法により、異なる品種のさくらんぼができることなど、専門的な説明も行われました。

 未知の分野に対し興味津々だった台湾の学生たち、これに対し、「まるせん川村」の皆さんは、さくらんぼに関する様々な質問や、農場の施設に対する疑問点について、丁寧に答えてくれたそうです。

 南台科技大学応用日本語学部の鄧美華(とう・びか)主任は、新型コロナウイルスの影響で、姉妹校へ赴いての交流体験はできないが、こうした状況の中、逆に新たな交流モデルが生まれたと指摘、今回の「オンラインさくらんぼ狩り交流会」では、学生たちは出国することなく、さくらんぼに関する知識を学べ、さらに日本の学生や農家の方々との交流を通じ、実務の日本語を強化できたと述べました。そして、南台科技大学では、今度も引き継き、提携の機会をつくり、学生たちに異文化交流を体験させ、国際的な視野を育てていきたい、と意気込みました。

 若い世代の交流、すばらしいですね。感染症が落ち着きましたら、ぜひ青森の学生さん達にも台湾へ来てもらいたいと思います。

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