今週、最初にお送りするのは、昨日23日に開幕した東京オリンピックの話題です。これまでもお伝えしていますように、今大会、中華民国台湾からは18の競技に68人の選手が出場します。
昨日行われた開幕式では、男子テニスのレジェンド、ルー・イェンスン選手、女子重量挙げの世界女王、郭婞淳(かくけいじゅん)・選手が旗手をつとめ、全体の104番で登場、女子カヌー・スラロームの張筑涵(チャン・ズーハン)選手、女子競泳の黄渼茜(フアン・メイチエン)選手、女子体操の丁華恬(ティン・フアティエン)の女子3選手のほか、6人の役員も参加しました。なお、今回、あいうえお順での出場となった開会式、中華民国台湾は今大会も「チャイニーズタイペイ」名義での参加となり、会場でもそのように紹介しましたが、「大韓民国」つまり韓国と、タジキスタンの間に登場したこと、日本の中継を担当したNHKのアナウンサーが「台湾です」と紹介したことが、台湾では大きな話題となっています。
さて、台湾選手出場種目は昨日23日からスタートしています。どんどんご紹介しましょう。
ボート、女子シングルスカル予選に出場したホアン・イーティン選手は、予選6組で全体の4位となり、直接勝ち上がりはなりませんでしたが、今日24日に行われた敗者復活戦で1組で5人中2位に入り、準々決勝進出を決めています。
アーチェリーは女子個人のランキングラウンドが行われ、リン・チャーオン選手が21位、タン・・ヤーティン選手が27位、レイ・チエンイン選手が30位となりました。この個人ランキングをもとに決定する女子団体の順位は7位となり、台湾は1回戦でドイツと対戦することとなりました。
男子のタン・チーチュン選手、女子のリン・チャーオン選手による混合団体は、ランキングラウンドで8位となり、1回戦に望みましたが、初戦でインドに3-5で敗れました。
今日24日も様々な競技が行われています。射撃、女子10メートルエアライフルにリン・インシン選手が出場しましたが、623.4点で、26位に終わり、上位8人がすすめる決勝への進出はなりませんでした。
女子テコンドー、女子49キロ級には、2018年ジャカルタアジア大会の金メダリスト、スー・ボーヤー選手が出場しました。初戦、日本の山田美諭(みゆ)選手と対戦、優勢とみられていたスー選手は第2ラウンドまで7-3とリードしていましたが、第3ラウンド、山田選手の逆襲を受け、残り40秒、逆転され9対10で敗れました。山田選手が決勝に進出すれば敗者復活戦から銅メダルの可能性はあったものの、山田選手が準決勝で敗れた為、メダルへの挑戦権を手にすることはできませんでした。
柔道では、女子48キロ級にリン・チェンハオ選手が出場、リン選手は初戦イタリアの選手に一本勝ちすると、ROC(ロシア・オリンピック委員会)の選手にも延長の末、技ありで勝ってベスト8に進出します。迎えた準々決勝、リン選手はコソボの選手に大外刈で一本負けを喫し、敗者復活戦に周ります。敗者復活戦の初戦、イスラエル選手との試合は延長戦にもつれましたが、惜しくも一本負けし、メダル獲得はなりませんでした。
一方、男子60キロ級に出場したヤン・ヨンウェイ選手は、初戦となった3回戦、ブルガリアの選手を延長の末、横四方固めで一本勝ちすると、準々決勝でもオランダの選手相手に一本勝ち、準決勝進出を決めています。ヤン選手は準決勝でフランスの選手と対戦します。
重量挙げでは女子49キロ級に、22歳のファン・ワンリン選手が出場しました。ファン選手は地面に置いたバーベルを頭の上に一気に引き上げ、立ち上がる「スナッチ」で3度の試技ともに成功し80キロ、地面のバーベルをまず胸の高さまで引き上げて立ち上がり、その後一気にバーベルを頭上に差し上げる「クリーンアンドジャーク」では、2回目に101キロに成功、3回目の103キロは失敗したものの合計181キロの記録をマークしました。しかし、3位のインドネシアの選手とは13キロの差があり、メダル獲得はなりませんでした。ただ、4位は今大会ここまで台湾選手ベストの成績となりました。
ラケットスポーツも始まっています。卓球ではミックスダブルス、リン・ジュンルー、チョン・イーチン選手の初戦が行われ、インドの選手をストレートで下し、ベスト8に進出しました。また、バドミントンでは、女子シングルス、予選グループ初戦を迎えた台湾女子のエース、タイ・ツ-イン選手がスイスの選手をストレートで下し、順調なスタートを切っています。一方、男子ダブルスの予選グループに出場したリータン・ワンチーリン組は、インドペアにフルゲームの末、25対27で惜敗しました。残り2試合勝って、予選グループ突破を果たしてもらいたいと思います。
テニスでは残念なニュースが入ってきました。女子ダブルスに第5シードで出場していたラティーシャ・チャン、チャン・ハオチンのペアが、ルーマニアのペア相手にセットカウント1オールから、スーパータイブレークの末、敗れました。メダルも期待されていたチャン姉妹のペアですが、残念ながら初戦で姿を消すこととなりました。
オリンピックに興味のあるリスナーの皆様は、日本の選手のほか、台湾の選手の戦いぶりにもぜひご注目頂きたいと思います。ちなみに金メダルの有力候補と言われている重量挙げ女子59キロ級の郭婞淳(かくけいじゅん)・選手は27日に出場予定となっています。
(ジングル)
続いては野球、アメリカ大リーグの話題です。クリーブランド・インディアンズは22日、傘下の3Aに所属するチャン・ユー選手の昇格を発表しました。7月初旬にマイナー降格となったチャン選手は、3Aで11試合に出場、.310、2ホームラン、6打点とアピールしていました。19日ぶりの昇格となったチャン選手はいきなり、ヒューストン・アストロズ戦に8番ファーストで先発、 3回の第一打席でヒットを放ちました。チャン選手は今日24日にもスタメン出場、2安打を放ちアピールしています。限られたチャンス、しっかり生かして欲しいですね。
おしまいに台湾プロ野球の順位です。13日にリーグ再開となった台湾プロ野球、各チーム45試合から48試合消化し、1位は28勝19敗1引き分け、昨年の台湾チャンピオン、統一セブンイレブンライオンズ、2ゲーム差の2位は中信兄弟、3位は5ゲーム差で楽天モンキーズ、4位は7ゲーム差で富邦ガーディアンズ、そして最下位の5位は、首位から8.5ゲーム差で味全ドラゴンズとなっています。このままライオンズが逃げ切るか、中信兄弟含め、他のチームがくらいつくか、残り10試合余りとなった後期シーズンから目が離せません。
Rti 台湾国際放送
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