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スポーツオンライン - 2021-01-23_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 23 January, 2021
スポーツオンライン
女子シングルスの決勝、タイ・ツーイン選手の相手は、リオデジャネイロオリンピックの金メダリスト、スペインのキャロリーナ・マリン選手でした。リー・ヤン組に続きたいタイ選手でしたが、この日は動きに切れがありません。第1ゲームを簡単に9対21で落とすと、第2ゲームは少し食い下がりましたが、16対21で落としストレート負け、2021年最初の大会を優勝することはできませんでした。試合中、しきりにお腹を押さえ苦しそうな表情を浮かべていたタイ選手、実は原因不明のアレルギーにより呼吸困難に陥っていたことが試合後に判明、タイ選手は体調は問題ないとした上で、「最善を尽くしたが、体調が悪く、実力を発揮できなかった」と悔しさをにじませました。(写真:CNA)

 今週まず最初にお伝えするのはバドミントンです。タイで行われている国際大会で、台湾の選手たちが安定した強さをみせています。

 まずは、先週12日から17日までタイのバンコクで行われた「ヨネックスタイランド・オープン」の結果についてお伝えしましょう。

 先週のこのコーナーでもお伝えしました通り、この「ヨネックスタイランド・オープン」において、男子シングルスでは、世界ランキング2位、台湾男子のエース、周天成・選手が、女子シングルスでは、世界1位、台湾女子のエース、タイ・ツーイン選手が、そして男子のダブルスでは、世界7位、リーヤン・ワンチーリン組が、いずれもベスト4に進出していました。

 迎えた16日の準決勝、大会第2シード、男子シングルスの周天成・選手は、香港の世界8位、ン・カロン選手と対戦、周選手は21対17で第1ゲームを奪い、第2ゲームも優勢に進めたものの、終盤巻き返され、18対21でこのゲームを奪われると、ファイナルゲームはミスが目立ち、15対21で落とし、逆転で敗れ、決勝進出はなりませんでした。

 一方、女子シングルスのタイ選手は、デンマークのミア・ブリッチフェルト選手相手に第1ゲームは圧倒し先取、第2ゲームは一時ミスが目立ちゲームポイントを握られたものの、逆転し、ストレート勝利、男子ダブルスのリー・ワン組も第7シード、韓国の世界8位、チョイ・ソルギュ、ソ・スンジェペア組をフルゲームの末、下し、台湾ペア初となるBWFスーパー1000大会での決勝進出を決めました。

 そして17日に行われた決勝、二番目に登場したリー・ワン組は、世界14位、マレーシアのゴー・V シェム、タン・ウィーキョン組と対戦しました。

 第1ゲーム、中盤の連続得点で優位に立ち、21対16で先取したリー・ワン組は、第2ゲームも競り合いから先に20点目を奪いマッチポイントを迎えましたが、ここから逆襲され21対23で落としました。しかし、2人は気落ちすることなく、ファイナルゲーム優勢に進め、マレーシアペアの終盤の反撃も突き放し、21対19で奪い、記念すべきワールドツアースーパー1000大会初優勝を飾りました。

 女子シングルスの決勝、タイ・ツーイン選手の相手は、リオデジャネイロオリンピックの金メダリスト、スペインのキャロリーナ・マリン選手でした。リー・ヤン組に続きたいタイ選手でしたが、この日は動きに切れがありません。第1ゲームを簡単に9対21で落とすと、第2ゲームは少し食い下がりましたが、16対21で落としストレート負け、2021年最初の大会を優勝することはできませんでした。試合中、しきりにお腹を押さえ苦しそうな表情を浮かべていたタイ選手、実は原因不明のアレルギーにより呼吸困難に陥っていたことが試合後に判明、タイ選手は体調は問題ないとした上で、「最善を尽くしたが、体調が悪く、実力を発揮できなかった」と悔しさをにじませました。結果は悔しいでしょうが、健康第一ですよね。

 なお、今週19日から同じタイのバンコクで行われているBWFスーパー1000大会「トヨタ・タイランドオープン」においても、台湾の各種目のエースは好調です。

 大会第2シード、男子シングルスの周天成・選手は、初戦、2回戦をストレートで勝ち上がると、準々決勝でも同じ台湾の王子維(おう・しい)選手をストレートで下し、ベスト4進出、大会第1シード、女子シングルスのタイツーイン選手は、昨日22日に行われた準々決勝ではカナダの華僑選手、ミシェル・リー選手相手に第1ゲームを奪われましたが、逆転でこちらもベスト4進出を決めています。さらに、先週スーパー1000大会初優勝と勢いに乗る男子ダブルス、リーヤン・ワンチーリン組は、今週も絶好調、準々決勝までいずれもストレート勝利で勝ち上がると、今日23日に行われた準決勝で、第2シード、インドネシアのヘンドラ・セティアワン、ムハマド・アフサン組をフルゲームの末振り切り、2週連続で決勝進出を決めています。リー・ワン組のほか、周選手、タイ選手の優勝も期待したいですね。

(ジングル) 

 続いては、台湾プロ野球の話題です。台湾プロ野球を運営するCPBLの新たなコミッショナー、そして事務方トップに相当する新たな秘書長が決定しました。

 CPBLは19日、頼清徳・副総統や立法院の游錫堃(ゆう・しゃくこん)院長立ち会いのもと、第11回会員大会及びコミッショナーの改選を行い、立法院の蔡其昌(さい・きしょう)副院長が満票で当選、11代目のコミッショナーに就任することが決定しました。そして、2015年2月からコミッショナーを務めてきた呉志揚(ご・しよう)コミッショナーから蔡・新コミッショナーへの引き継ぎのセレモニーが行われました。

 6年間の任期期間、呉・前コミッショナーは、2チームの球団売却の取りまとめを行った他、新球団の加盟ルールを見直し、5球団目、味全ドラゴンズの参入を促しました。また、対立も囁かれていたアマ球界との歩み寄りをみせ、国際大会の開催に成功したほか、最強のナショナルチーム結成の為、全面的なバックアップを行いました。さらに、TV中継においては、混乱していた放映権問題を解決、プロ野球リーグとして世界に先駆け開幕した昨シーズンは、海外のファンに向け、英語による実況中継も行われました。

 蔡・新コミッショナーは、呉・前コミッショナー、馮勝賢・秘書長のこの6年間の大きな貢献に謝意を示すと共に、コミッショナーに就任したからには、すぐに課題解決に着手していかなければならないとして、政府、民間企業の力を集約し、政党に関わらず、全力で野球を支持して欲しいと呼びかけました。具体的には、租税優遇などにより、企業が野球界へより参入しやすくなるよう環境を整えたい、と述べました。

 そして、CPBLとアマを管轄するCTBAは、今日から最高のパートーナーになると強調、6月に予定されている東京オリンピック世界最終予選に向け、台湾野球振興という目標のために最強のナショナルチームをつくりあげていく、と意気込みを示しました。

 また、21日には、新たな秘書長に、ロサンゼルスオリンピックの代表選手で、プロ、アマ球界で指導者としての豊かな経験をもつ他、アジア、世界の野球協会で技術委員を務めるなど、規則面にも明るい楊清瓏(よう・せいりゅう)氏が就任しました。

 蔡・コミッショナーは、楊・秘書長には、リーグの規則、制度の全面的な見直し、そして、新型コロナウイルスの感染防止対策という2つの重要な任務に取り掛かって欲しいと希望しました。

 今シーズン、実に13年ぶりに5チームで行われる台湾プロ野球、6月に行われる予定のオリンピック最終予選は、台湾プロ野球のチーム所属の選手がナショナルチームの主体となることが予想されます。そして、期待されるのが6チーム目の参入です。

新体制のもと、台湾野球のさらなる発展を期待したいと思います。

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