今週まず最初にお伝えするのはバドミントン、12日からタイのバンコクで行われているBWFワールドツアーのスーパー1000大会、「ヨネックスタイランド・オープン」の話題です。27日から行われる年間最終戦出場が濃厚な、台湾の男女シングルス、そして男子ダブルスのエースが、いずれも好調な戦いぶりをみせています。
「ヨネックスタイランド・オープン」、男子シングルスには、世界ランキング2位、台湾男子のエース、周天成・選手と、同12位の王子維・選手が出場しました。王選手は2回戦で大会第7シード、香港の世界8位、 ン・カロン選手にフルゲームの末、惜敗しましたが、大会第2シードの周選手は、初戦こそ地元タイの選手にフルゲームの苦戦を強いられたものの、2回戦、準々決勝といずれもストレート勝利を飾り、準決勝に進しています。
また、女子シングルスには、台湾女子のエース、世界1位のタイ・ツーイン選手が第1シードで出場しています。実に10ヶ月ぶりの実戦となったタイ・ツーイン選手、初戦はやや硬さもありミスも多く、第2ゲームでは地元タイの若手選手にゲームポイントを握られる場面もありましたが、2回戦からは本来のプレーをみせ、2回戦、準々決勝といずれも30分かからない圧勝で、準決勝に進出しています。
また、男子のダブルスには、世界7位、リーヤン・ワンチーリン組が第6シードで出場しています。リー・ワン組は、初戦から危なげなく、デンマークのペア、タイのペア、そしてマレーシアのペアをいずれもストレートで下し、こちらも準決勝進出を決めました。
そして、今日16日、各種目の準決勝が行われます。台湾勢では、スーパー1000大会では2度目となるベスト4進出を決めた男子ダブルスのリー・ワン組が最初に登場、第7シード、韓国の世界8位、チョイ・ソルギュ、ソ・スンジェペア組と対戦します。過去の対戦成績は1勝3敗と劣勢ですが、この山を乗り越えてほしいですね。
そして、女子のダブルス準決勝第2試合をはさみ、女子シングルスのタイ・ツーイン選手が登場、ノーシードながら、初戦でインドの世界7位、PVシンドゥ選手を破り、勝ち上がってきたデンマークのミア・ブリッチフェルト選手と対戦します。過去の対戦成績はタイ選手の1勝ですが、この時はフルゲームにもつれました。油断は禁物です。
そして、タイ選手の試合後には男子シングルスの周天成・選手が登場、2回戦で王子維・選手を破った第7シード、香港のナンバーワン、ン・カロン選手と対戦します。周選手、王選手のかたき討ちはなるでしょうか。台湾勢の健闘を期待いたしましょう。
(ジングル)
続いては、柔道の話題、11日からカタールのドーハで行われた「ワールドマスターズ」の結果です。
久しぶりの国際大会となった今回のワールドマスターズ、台湾からは、台湾の柔道界を代表する男女のエース、男子60キロ級、世界11位の楊勇緯(よう・ゆうい)選手、女子57キロ級、同12位の連珍羚(れん・ちんれん)選手が出場しました。
女子57キロ級に出場した連選手は、予選プールAに入り、セルビアの選手、ロシアの選手に勝ち、ベスト8入りを果たしましたが、グランドスラム大会で3勝しているカナダのジェシカ・クリムカイト選手に敗れ、敗者復活戦にまわると、初戦でポルトガルのベテラン、リオデジャネイロオリンピック銅メダリストのテルマ・モンテイロ選手に敗れ、7位に終わりました。
連選手が残念な結果に終わった中、男子60キロ級の楊勇緯(よう・ゆうい)選手は素晴らしい戦いぶりをみせました。
予選プールAに入った楊選手は、韓国の選手、ジョージアの選手を下し、ベスト8に進出すると、リオデジャネイロオリンピックの銅メダリスト、ウズベキスタンのディヨルベク・ウロズボエフ選手を下し、準決勝に進出します。
楊選手はさらに、この準決勝で世界7位、ロシアのヤゴ・アブラゼ選手との延長戦にもつれる熱戦を制し、自身初となるワールドマスターズ決勝進出を果たします。
迎えた決勝、楊選手は、リオ五輪の銅メダリスト、世界12位の韓国のキム・ウォンジン選手と対戦しました。準決勝を劇的な勝利で勝ち上がり勢いに乗っていた楊選手でしたが、開始1分19秒、投げ技で一本を奪われ、惜しくも優勝はなりませんでした。ただ、銀メダルを獲得した楊選手は、東京オリンピック出場の為のポイント、1260ポイントを獲得、オリンピック出場にまた一歩近づきました。
(ジングル)
おしまいに、テニスの話題です。2月8日からオーストラリアのメルボルンで行わる今年最初の世界4大大会、オーストラリアンオープンの男女シングルスの予選が、カタールのドーハで10日から行われました。この予選は、トーナメント方式で行われ、男女128人の選手が出場、3回戦を突破した16選手が予選勝ち上がりとなり、オーストラリアンオープンのシングルス本戦の出場権を獲得します。
台湾からは、男子シングルスに、世界ランキング247位、22歳のウー・トンリン選手が、女子シングルスに、同223位、20歳のリャオ・オンスオ選手が出場しました。
女子のリャオ選手は初戦、かつて世界5位まで上り詰めたイタリアの33歳、世界131位のサラ・エラーニ選手と対戦しました。怪我の影響もあり、実に11ヶ月ぶりの実戦となったリャオ選手は、第1セットは1-6で落としたものの、第2セットは粘りをみせ7-5で奪い返します。しかし、ファイナルセットはエラーニ選手の実力が上回り、2-6で奪われ、残念ながら初戦敗退に終わりました。
一方の男子、四大大会の予選への出場は2回目となるウー選手は快進撃をみせました。初戦、イギリスの選手を6-2、6-4とストレートで下すと、2回戦もインドの選手をわずか69分、6-3、6-2で圧倒し、本戦出場が掛かる3回戦に進出しました。
迎えた3回戦の相手はスペインの25歳、世界186位のマリオ・ベレラ・マルティネス選手でした。流れに乗るウー選手は、第1セットを6-4で奪うと、第2セットも序盤にブレークし2-1とリードします。このまま行くかと思われましたが、マルティネス選手は粘り、すぐにブレイクバックすると、互いにサービスキープが続いた第12ゲーム、マルティネス選手が再びブレイクし7-5で奪取、試合はファイナルセットに突入しました。
ウー選手は粘りのプレーで、マルティネス選手のブレイクチャンスを何度もしのぎましたが、4-5で迎えた第10ゲーム、3度のデュースの末、ついにブレイクを許し、6-4、5-7、4-6の逆転負け。ウー選手は、3時間11分に及ぶ熱戦をものにすることはできず、本戦出場にはあと一歩届きませんでした。
ウー選手にとっては、非常に悔しい敗戦ですが、この負けをこれから飛躍する為のエネルギーにして、頑張ってほしいと思います。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 