リスナーの皆様は、海外から日本にお帰りになった後「ああ、これがある日本はやっぱりいいなあ」と思われたことはおありですか。「食べ物」という方もいらっしゃるでしょうが、海外と日本を行き来している人たちの会話でよく話題に上るのが、「ウォシュレット」や「シャワートイレ」の名前で知られている温水洗浄便座です。日本では、広く普及していますよね。
こうした温水洗浄便座、台湾にはないとまではいえませんが、ほとんど見かけることはありません。私の生活レベルも関係あるのかもしれませんが、台湾でみかけたのは、奮発して高級ホテルに泊まった時くらいで、15年の台湾生活で数えるほどしかありません。
さて、リスナーの皆様もご存知の通り、海外旅行先として日本の人気が非常に高い台湾、日本で温水洗浄便座が普及していることを多くの人が知っています。
さきごろ、台湾の大手掲示板で、あるネットユーザーが「なぜ台湾では温水洗浄便座が普及していないのか」と問いかけました。
これに対し、いろいろな答えが寄せられましたが、答えに近そうな2つの答えをご紹介する前に、その他の感想を紹介しましょう。
「台湾の女性は便座に直接座らず、便座の上にまたがって用を足すからだ」、「もし温水洗浄便座が普及したら、トイレ掃除のおばさん方たちは失業してしまう」という見方のほか、「ニュッとノズルが出てきて水が噴き出すけど、前の人も使ったと思うと気持ち悪くて使う気になれない」、「見たことはあるけど、使ったことはない」という意見もありました。
こうした点も、理由の一つかもしれません。ただ、より現実的と思えるのは「価格面」と「浴室、トイレの設計の差」という2点です。「価格面」については、「台湾の給与は低い。トイレは使えればそれでいい、という考えが大半だ」、「設置するだけで使えるわけではない。家具も買えないのに、お尻の為にそんなお金を出せるか」という意見が寄せられました。
また「浴室、トイレの設計の差」については、台湾では、洗面台、トイレにシャワーが一体の3点ユニットバスが一般的だとして、「そもそも便座の近くにコンセントがない」、「シャワーがすぐ横にあり、水が撥ねやすく壊れやすい。」、「日本の冬の寒さは台湾と比較にならない上、乾燥している」という指摘がありました。
この「価格面」と「設計の差」が、台湾で温水洗浄便座があまり普及しない最大の理由かもしれませんね。もっとも、値段の高さは認めつつ、「一度あれを使ったら、もうあれ無しではいられない」という感想をもっている台湾の人はいるようです。
食事中の方は汚い話で申し訳ございませんが、痔で通院経験のある私も温水洗浄便座は恋しくなる一人です。しかし、我が家も3点ユニットバスで設置は難しそうです。旅行者の方で携帯用の簡易洗浄機をお持ちになっている方も多いようですが、硬いトイレットペーパーで拭くよりはまだいいと、水溶性の濡れティッシュで代用している方もいるようですね。
Rti 台湾国際放送
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