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スポーツオンライン - 2020-10-24_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 24 October, 2020

 本日のこのコーナー、最初にお送りするのは競泳の話題です。18歳、台湾男子の若きエース、バタフライのワン・クアンホン(王冠閎)選手が世界の舞台で活躍をみせました。

 中華民国台湾のバタフライ100メートル、200メートルの国内記録をもつワン選手はこの度、競泳の国際プロリーグ「インターナショナルスイミングリーグ」に台湾選手として初めて出場しました。

 ハンガリーのブタペストで行われた第1戦、カリ・コンドルズの一員となったワン選手は現地時間の16日、4かける100メートルリレーの第2泳者として出場、47秒66の好タイムをマークすると、17日、得意種目の200メートルバタフライに出場、1分50秒79をマークし、3位に入りました。優勝したアメリカの短水路記録保持者、トム・シールズ選手とのタイム差は0.36秒、オリンピック、世界選手権王者の南アフリカ、チャド・ルクロス選手とのタイム差は0.31秒でした。

 この1分50秒79のタイムは、自身がもつ台湾記録1分52秒38を1秒6近く上回ると共に、2012年に日本の瀬戸大也(だいや)選手が樹立した従来のジュニア記録、1分51分30も上回りました。

 まだ18歳のワン選手、今後、世界の舞台での活躍が非常に楽しみですね。

(ジングル)

 続いては野球、まずは日本プロ野球の話題です。今週も千葉ロッテマリーンズの台湾出身左腕、チェン・ウェイン投手が好投しました。チェン投手は21日、埼玉西武ライオンズ戦に先発しました。

 前回は6回2失点と試合をつくったものの負け投手となったチェン投手、この日も140キロ台後半の威力のある直球と、キレのいい変化球のコンビネーションで、3回まで1安打無失点と上々の立ち上がりをみせました。4回裏、ワンアウト2塁からメヒア選手のレフト前へのタイムリーヒットを打たれ、先取点を許しましたが、5回、さらにワンアウト1、2塁のピンチを迎えた6回も、内野ゴロと三振で切り抜けました。チェン投手はこの回でお役御免、結局、6回被安打5、1四死球、5奪三振、1失点と、前回を上回る好投を見せました。

 残念ながら今回も打線の援護がなく、降板直後の7回に追いつくのが精一杯、負け投手にはならなかったものの、9回裏、抑えの益田投手がサヨナラヒットを浴び、チームは敗戦、チェン投手の日本球界復帰後初勝利は次回へお預けとなりました。

 しかし、2試合で12回3失点、防御率2.25と期待通りの活躍をみせているチェン投手、次回も好投し、2位につけながら、苦戦が続くチームの勝利に貢献してほしいと思います。

 おしまいに、いよいよ大詰めとなった台湾プロ野球、後期シーズンの話題です。なんと、今年の後期シーズンはもつれにもつれており、今日24日に行われるレギュラーシーズン最終戦で優勝チームが決まることとなりました。

 20日の試合が終わった段階で、富邦ガーディアンズ、統一セブンイレブンライオンズが、58試合消化で30勝27敗1引き分け、そして中信兄弟が59試合消化で、30勝27敗2引き分けという成績となり、3チームがゲーム差なしで並びました。レギュラーシーズン残り3試合という段階で3チームが並ぶというのは、31年目を迎えた台湾プロ野球において初めてです。

 翌21日、ガーディアンズは、年間順位は2位ながら、後期シーズンは最下位が決定している楽天モンキーズを4対2で下し、ライオンズ、中信兄弟に0.5ゲーム差をつけ、単独首位に立ちました。

 雨で一日流れ、昨日23日に北部・新北市の新荘球場で行われたガーディアンズとライオンズの試合は、互いに負けられない大一番となりました。どのような大一番かご説明しましょう。

 この試合、ガーディアンズは、この試合でライオンズに勝てば文句なしに優勝、引き分けの場合は、24日のライオンズと中信兄弟との試合結果次第、しかし負けた場合はプレーオフを含めたポストシーズン進出が絶望となります。一方で、ライオンズは勝てばポストシーズン進出以上が決定、引き分けの場合は24日の中信兄弟との最終戦の結果次第、しかし、負けたらガーディアンズの優勝を目の前で見ることになる、というものでした。

 試合は、ガーディアンズが150キロ以上の剛速球を連発するドミニカ共和国出身の右腕、ヘンリーソーサ投手、ライオンズが途中加入、ここに来て安定感を増してきたアメリカ人右腕、ティム・メルビル投手でした。

 両チーム共に得点圏に幾度も進めながら、両投手の粘りの投球もあり、試合は0-0で中盤まで進みます。最初に大きなチャンスをつくったのはガーディアンズでした。6回裏、ガーディアンズは、ノーアウトからヒットとフォアボールで1、2塁とします。しかし、ここで次の打者はスリーバント失敗で送れません。後続の打者も、深いセンターフライと内野フライに倒れ、チャンスを活かせませんでした。

 ピンチのあとにチャンスあり、7回表、ライオンズはワンアウトから陳重廷・選手が投手右へのセフティーバント、このバント処理をソーサ投手が慌て、一塁へ送球も、ワンバウンドとなりファーストの林益全・選手はつかめせんでした。ツーアウトから林祐楽選手がセンター前のポテンヒットでつなぐと、一番、目下首位打者のチェン・チエシエン選手がライトフェンス直撃の2点タイムリー2塁打を放ち、ライオンズがついに先制します。

 負けられないガーディアンズは8回、9回と代打攻勢をかけましたが、メルビル投手は力強いストレートでいずれも3人で片付け、結局ライオンズが2-0でガーディアンズに勝利。メルビル投手は9イニング、123球、被安打6、2四死球、5奪三振、無失点完封、大一番で、最高のピッチングをみせました。

 ライオンズがガーディアンズに勝利したことで、ガーディアンズはポストシーズンへ進出できないことが決定、逆にライオンズは残り1試合で単独首位に立ち、今日24日レギュラーシーズン最終戦で、中信兄弟と対戦します。

 今日24日の試合は、9月12日、3回表、1対1の場面で雨が強くなり中断した場面から再開される「保留試合」です。ちなみに、この試合でライオンズが勝利もしくは12回まで戦って引き分けとなった場合は、後期シーズンはライオンズが優勝、前期優勝の中信兄弟と台湾シリーズを行います。しかし、中信兄弟が勝利した場合は、中信兄弟が後期も優勝となり、1試合のアドバンテージをもって直接台湾シリーズに進出します。そして、年間順位2位の楽天モンキーズと同3位のライオンズの間で5試合3勝先勝制のプレーオフを戦い、このプレーオフの勝者が台湾シリーズで、中信兄弟と対戦することになります。

 つまり、モンキーズは中信兄弟の勝ちを願うという展開となるわけです。注目の最終戦の結果につきましては、来週のこの時間でお送りします。ご期待ください。

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