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ナルワンアワー(金曜日) - 2020-09-25_「Don Don Donki」、ドン・キホーテの台湾市場参入

  • 25 September, 2020

 「ドン、ドン、ドン、ドンキー、ドン・キホーテ♫」、いきなり失礼いたしました。リスナーの皆様は、この歌は何の歌かご存知ですよね。そうです。総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の店内で流れる歌です。

 台湾を始め中華圏の観光客に高い人気を誇る「ドン・キホーテ」は、昨年年初から、台湾に進出するという噂がありましたが、このほど、「Don Don Donki」の店名で、台北市の西部の繁華街、台北の原宿とも呼ばれる西門町にオープンすることが明らかになりました。すでに大手求人サイトには、各種業務の求人が出ており、報道によりますと、11月にも開店するということです。

 「Don Don Donki」、ドン・キホーテの台湾市場参入のニュースは、台湾で大きな話題になっており、分析記事も出ています。ご紹介しましょう。

 台湾の人々はなぜ日本の多くの企業が台湾を、海外出店先として最初に選ぶのか、興味を示しています。財団法人商業発展研究院、経営モデルイノベーション研究所の李世珍・副所長はこの点について、台湾から日本を訪れる人の数は非常に多く、また、必ず有名な店で消費することから、日本側もそれだけ多くの人が興味をもっているのであれば台湾で開店しようか、と考えるようになる、と説明、また、台湾に出店後、必ず儲かるとは限らないものの、話題を集めることで、台湾の人々が今後日本で消費してもらうきっかけにしようと考えている、と分析しました。

 ドン・キホーテではスナック菓子から家電まで、何から何まで売っている総合ディスカウントストアです。ただ、似たようなディスカウントのチェーンは台湾にはすでにいくつかあります。これまで、台湾の観光客にとって、日本の「ドン・キホーテ」には低価格と免税という大きな魅力がありましたが、台湾で出店する「Don Don Donki」はこのうち「免税」という強みを失います。この強みを失った「Don Don Donki」は、台湾の消費者を引きつけることができるのでしょうか。

 李・副所長は、短期的に言えば、話題をつくることができるか否かだ、と指摘した上で、大きな2つの鍵は「商品価格」と「商品構成」だと述べました。

 李・副所長は、当初は新鮮感から人々は消費するだろうが、その後、日本で購入していた時のような「出国気分」を味わえないと足が遠のいていく可能性を指摘、さらに日本では免税の為に、一定額まとめ買いする必要があったが、台湾においては必要であるか否か、商品自体に魅力があるか否かで購入を決めることになるだろう、と述べました。

 さらに、ドン・キホーテ側は、台湾の人々の好みを事前に把握して販売商品を決めることはできるものの、価格についてはそうはいかないと指摘、出店コストのほか、日本含め、海外から商品を調達する場合、価格を抑えることは難しい、との見方を示しました。

 ただ、こうした面は、ドン・キホーテ側も十分に考慮した上で戦略を立てているでしょう。どのような商品ラインナップ、そして価格で販売するのか、今からオープンが楽しみです。

 

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