ご存知のように、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染状況指揮センター」は、新型コロナウイルスの感染が広がって以降、毎日午後に記者会見を開き、台湾における最新の感染状況と諸外国における感染状況への対策などを説明しています。
7日午後も記者会見が開かれました。幸いなことにきょうは新規感染者はいません。でも新規感染者が急増している、フランス、ドイツ、スペインの渡航に対する感染症危険情報のレベルが第二級の「アラート」に引き上げられました。この三ヶ国からの旅行者は、台湾に来られた後、14日間の自主健康管理が求められています。
感染拡大を防止するため、感染地域からの旅行者に対して14日間の自主健康管理、または在宅検疫、在宅隔離が求められています。でも外国の方は台湾に来られると、ホテルに泊まるしかありませんね。感染地域からということが知られたら、たぶんホテル側も困るでしょう。
先週もご紹介しましたが、台湾には今、いわゆる「防疫旅館」、「防疫ホテル」があります。台湾北部・台北市には二ヶ所あります。60の部屋を提供しています。すでに30名の宿泊客がいます。予約済みの宿泊客は24人です。
14日間の宿泊期間中、掃除はせず、旅館側からタオル6枚、または使い捨てのアメニティーを提供します。シーツなどの寝具を交換する必要があれば、それを専用の袋に入れてちゃんと封をしてから部屋の外に出します。旅館側は新しいものを持ってきてくれます。
このような防疫旅館、防疫ホテルは、主に進学、またはビジネスのために台湾に来た外国人、および中国、香港、マカオ、韓国、イタリア、イランから帰ってきた台湾人を収容します。自主健康管理、在宅検疫、在宅隔離が求められる人たちも市中感染を引き起こす心配なく、安心して14日間を過ごすことができるようにするのが狙いです。
台湾は先ほどご紹介した「防疫旅館」、「防疫ホテル」のほかに、「防疫タクシー」のサービスも4日に始まりました。4日から中国、香港、マカオ、韓国、イタリア、イランなど感染症危険情報で第三級の「ウォーニング」に位置づけられている国・地域からの旅行者は、桃園メトロ空港線などの公共交通機関の利用が禁止されています。11日からこれに違反した場合、罰則が実施されます。台湾元10万元、日本円およそ35万円から台湾元100万元、日本円およそ352万円の罰金が科されます。
これらの入国者が台湾の公共交通機関を利用できない場合、どうやって移動するだろうかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。4日からサービスを開始した防疫タクシーと福祉バスです。救急車も含まれます。
「防疫タクシー」は、ほかの乗客を乗せることが出来ません。乗客がいなくても一日中待機しなければなりません。一日当たりの給与は台湾元3500元、日本円およそ1万2000円です。
「防疫タクシー」になって一ヵ月後、それを続けたくない場合、14日間の自主健康管理が求められます。この間、3500元×30日=10万5000間の月給のほか、また14日間の自主健康管理費用、こちらも一日3500元ですが、全部合わせて15万4000元もらうことができます。
初日、83%の人は家族、または友人が迎えに来たということです。
Rti 台湾国際放送
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