2月21日は「国際母語デー」です。この「国際母語デー」は、言語と文化の多様性、多言語の使用、そしてあらゆる母語の尊重の推進を目的として、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が1999年11月17日に制定した、国際デーの一つです。
日にちが決まっています。毎年の2月21日です。この国際デーが制定されたきっかけは、1952年に2月21日に遡ることが出来ます。ウィキペディアによりますと、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュの首都ダッカで、ベンガル語を公用語として認めるように求めるデモ隊に警官隊が発砲し、死者が出ました。
バングラデシュでは、独立運動の中の重要なできごとの一つとして、この日を「言語運動記念日」としていました。それから 半世紀後の1999年、ユネスコは、世界のあらゆる言語を守るために2月21日を国際母語デーに制定しました。
今週この時間では、台湾における母語を守るための中華民国政府の取り組みについてご紹介いたします。ご存知のように、台湾には最大のエスニックグループ、閩南人(河洛人とも、中国大陸福建省南部からやってきた人たちのこと、閩は福建省の略称)、二番目に大きいエスニックグループ、客家人、台湾の先住民族(政府に認定されたのは16族)、そして婚姻関係のために海外から台湾に移住してきた「新住民、中国大陸出身者と東南アジア出身者が大多数を占めている」がいます。
政府はこれらの人たちの母語の保存、伝承、教学、普及、研究に積極的に取り組んでいます。
2001年6月、政府は行政院客家委員会を設置。
2016年1月、民進党の公認総統候補である蔡英文氏は、テレビでの政見発表会で総統に当選したら客家語を「国家言語」にすると公約しました。
2017年12月29日、客家基本法改正案が可決、成立、客家語が正式に「国家言語」になりました。
台湾では1990年代から原住民意識が台頭し、原住民正名(名を正す)運動が勃発、1996年、政府は原住民に対する呼び名を従来の「山胞」から軽蔑視する意味のない「原住民」に改め、1998年に省庁レベルの「原住民委員会」を設置、原住民の権益保護に乗り出しました。
政府は原住民語の発展、保存、伝承、研究を促すため、2018年11月20日に「財団法人原住民族言語研究発展基金会設置条例」を可決しました。専門機関の設置により、原住民族語の研究、原住民族語の教学法の研究、原住民族語に関する資料の収集と保存、原住民族語の普及、原住民族語の能力検定試験の実施などを実現することが出来るようになりました。
(編集:王淑卿)
Rti 台湾国際放送
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