今日は、4月5日。42年前の今日、中華民国の初代総統、蒋介石氏が亡くなりました。享年87歳でした。イギリスのBBCニュース中国語版が、蒋介石・もと総統の命日にちなんで、当時の模様を振り返る記事を掲載しました。今日は、この記事をもとに、台湾の変化を見てまいります。
1975年。国民党と、それを率いる蒋介石・元総統は、実質的な独裁政治を行いました。そういう体制のもとで、総統は「中華民族の救世主」「世界の偉人」などと呼ばれ、神のような存在でした。たまたま4月5日に、異常気象と大火事という異変が二つも立て続けに起こりましたが、「偉人が亡くなったから、天にも異変が起きたのだ」という声もささやかれたそうです。
2017年。時代が流れ、台湾は民主化が進みました。それとともに、蔣介石・もと総統の歴史的な評価にも変化が見られ、「単なる独裁者であり、台湾の人たちから自由を奪った罪人だ」という意見が出てきました。独裁者を崇拝するべきではない、ということで、近年、学校内の蒋介石・元総統の銅像を撤去する動きも強まっています。これらの一連の「蔣介石カラーを払拭する」動きのことを、台湾では、「去蔣化」と呼び、現代台湾社会では、これが大きな論争を呼んでいます。
Rti 台湾国際放送 
