低炭素都市づくりを目指す台北市では、環境保護対策を盛り込んだ法令の草案を作成、4月に市議会に送り、審議されることになっています。もちろん、審議を経て、承認されなければ実施には至りませんが、この中で、早くも話題騒然となっている項目があります。「台北市内の住宅用地内で営業をしている飲食店で、ガスまたは電気以外の燃料の使用は禁止される」というもので、もし、炭火や薪など、大気汚染の原因となる燃料を使ったら罰金が課されることになっています。住宅用地内という但し書きがあるものの、台北市民はほぼみんな、マンションのような集合住宅に暮らしています。大通りに面したマンションですと、必然的に、1階をはじめとする下の階がお店、上の階が住宅、というような、雑居ビル的な構造になっていることが多く、場所によっては、大通りからはずれた裏路地にまで、どんどんお店が出ているような、にぎやかなエリアもあります。こういう住宅構造のために、たとえ住宅用地内であっても、「我が家の下はレストラン」ということは珍しくありません。こういう事情で、台北市内にある、おびただしい数のレストランが、取り締まりの対象になることが考えられます。いつも行っていた「炭火焼肉店」「串焼き屋」「窯焼きピザ屋」、そして、台湾の人たちのソウルフードともいえる「薑母鴨(生姜と酒ベースのアヒル鍋)」など、炭火や薪を使うレストランは、住宅街から消え去るのでしょうか?
ようこそT-roomへ(2017/03/08) 台北の住宅街から炭火焼肉店が消える?
- 08 March, 2017
Rti 台湾国際放送 
