今日は、冬至に関するお話をしてまいります。冬至は中華文化が生んだ季節の指標、二十四節気のひとつで、1年のうちで、日が最も短くなる日です。日が短いということは、太陽の力が弱いということですが、一番力が弱まる冬至を過ぎてしまうと、次の日からは、再び、力が甦ってきます。ですから、一年のうちでも、とても大切な転機、という意味合いもあり、古代から、とても重視されてきました。台湾では、「冬至大如年」という言葉があります。冬至は年越しに匹敵するという意味です。古代には、冬至をお正月と定めていた王朝もあったそうです。その後、お正月ではなくなりますが、それでも大切な日というのは変わらず、皇帝に仕える文武百官たちも、一斉にお仕事が休みになったと伝えられています。ちなみに、旧正月は「春節」とも呼ばれますが、冬至には「冬節」という別名があります。そちらが春ならこっちは冬だ、といったところですね。現代の冬至は、さすがに、お休みになるような祝日扱いはされていません。いたって普通の1日ですが、それでも、台湾の人たちの生活に深く根ざし、季節感の拠り所として、大切にされています。
Rti 台湾国際放送 
