History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

(2014/04/12)国立故宮博物院-神品至宝展特集(第二回)

  • 12 April, 2014
宝島再発見
馮明珠・国立故宮博物院院長

国立故宮博物院の収蔵品の日本における展示会、「神品至宝」展は6月から日本の東京国立博物館で、10月からは九州国立博物館で開催される。今回、特に注目されているのが、故宮博物院の二大スターともいえる、「翠玉白菜」(東京国立博物館で、6月24日から7月7日まで)と「肉形石」(九州国立博物館で10月7日から10月20日まで)が期間限定ながら日本で展示されること。

 

この二つの収蔵品は日本側が強く貸し出しを求めた。交渉は2012年から始まり、2013年8月に故宮博物院はついに同意。馮明珠・院長はこの間を振り返り、日本の国会議員や政治家が台湾にやってくると、外交部、台湾の対日本窓口機関の亜東関係協会、馬英九・総統を表敬訪問後すぐに故宮博物院にやってきて「翠玉白菜」と「肉形石」の貸し出しをせがんだと説明。しかし、1日に延べ1万2000人が鑑賞するこれらを貸し出すためにはそれなりの理由が必要だとする馮・院長は、客人を展示室に案内して実際にその人気振りを体験してもらったという。

 

その結果、日本側はお返しとしての「交流展」を提案。2016年に、東京国立博物館が門外不出の国宝級収蔵品を含む160点あまりを台湾に貸し出すことになり、故宮博物院も「白菜」と「肉」の貸し出しに同意。台日の文化交流が新たな段階にまい進することになった。

 

中国大陸からの観光客に高い人気を誇る故宮博物院だが、日本に続く中国大陸での展示について、馮明珠・院長は二つの条件をつけた。まず、貸し出した収蔵品の安全が法律によって保障されること。中共は、海外で展示される国立故宮博物院の収蔵品に対して差し押さえを狙っている。このため法律でそれを禁ずる形になっていなければならない。もうひとつは、故宮博物院を「国立」と呼ぶこと。「中華人民共和国」である中国大陸が、中華民国の国立故宮博物院を認めることが出来るかどうか。この難題に、馮・院長は両岸の政治家の知恵にゆだねると述べた。

 

中国大陸以外の海外展示については、2015年が故宮博物院創設90周年で、南部分院(嘉義県太保市)もプレオープンすることから、2016年以降にならなければ考えられないとのこと。日本での展示はとりわけ貴重な機会となる。

 

国立故宮博物院の記念品や周辺グッズも大評判。馮・院長によると、同博物院では1980年代から、「芸術と生活を結びつけた商品」というコンセプトを打ち出しており、2008年ごろ世界に文化クリエイティブ商品の概念が生まれるずっと前からその基礎を有していた。グッズのデザインコンペティションを国際的に行うなど、積極的に商品開発している他、人材の育成にも取り組んでいる。

 

Program Host

関連のメッセージ