中華民国(台湾)の国立故宮博物院の収蔵品の数々が、今年日本で展示される。
「国立故宮博物院-神品至宝」展は日本の東京国立博物館で6月24日から9月15日まで、九州国立博物館で10月7日から11月30日まで開催される。国立故宮博物院にとって、アジアでの本格的な海外展示は初めて。特筆すべきは、国立故宮博物院で特に人気の高い、「翠玉白菜」(東京)、「肉形石」(九州)の2点も期間限定ながら貸し出されること。破格の出展内容に、東京国立博物館は2016年、国立故宮博物院分院で「お返し」の交流展を開く。日本の国宝級の文物が数多くやってくる。「国立故宮博物院-神品至宝」展は、台湾と日本の文化交流を新たな段階に導く一大イベントなのである。
国立故宮博物院の馮明珠・院長にお話をうかがった。
馮明珠・院長はまず、今回の展示会は規模の大きさと、米・独・仏・オーストリアに続いて初めてアジアで行われる展示会であるとする二大意義を指摘。日本が2011年に海外美術品公開促進法を制定したことで実現することになったと説明して、アジア進出の第一歩だと強調。さらに、今回出展する収蔵品の選定は、日本側が選んだわけではなく、国立故宮博物院、東京国立博物院、九州国立博物院が共同で検討し、最終的に決定したものだと説明した。日本に貸し出される展示品は231点。開催期間の前半と後半で内容を入れ替えるため、すべてみたいならば最低2度は訪れなければならない。
馮・院長によると、展示品選定では2点に配慮。まず安全が確保できる収蔵品であること。そして、これらの文物に詳しい知識人の心を打ち、一般の見学者も感動させられることで、一生に一度は見ておきたいアイテムをそろえたという。
Rti 台湾国際放送 
